
チューニングバラストに変えてから明るいのはいいのですが。
どうも最近、街中で嫌がられてる感が多い。
というのも、うちの周りの堤防だと真っ暗でペースも速いので、光軸がある程度高くないと見えなくて危険(もちろん範囲内で。)。
しかこの調整で市街地を走ってると、明るすぎで迷惑っぽいけど、堤防の走行に合わせると下げるわけにいかず。
といっても、標準やや下ぐらいで合わせてはいるのですが。。
ある日、ネットで手動レベリング化のハーネスの存在を知ったものの、結構お高い・・というわけでなんとか自作できないかと。
もともと、ノアヴォクもハロゲンヘッドは手動レベリングなので、純正流用になります。
目次
How to custom

いきなりですが、ハーネス完成図から
施工とかメンテとか原状復帰とか考えてコネクタで分割。
①車体との接続用
②レベリングスイッチ用(メイン)
③オート/マニュアル切替スイッチ用
④イルミ用
ちなみにマニュアル化だけなら②の半分と③④は要りません。
設計図参照。

使う材料はこんな感じで、パーツ参考にどうぞ。
なお、今回の弄りはヘッドランプレベリングコンピューターと接続するハーネスを直接弄りますので、ここではあえて詳細には書きません。
資料を限定公開しておきますので、解凍してこっそり見てください
まず、切替スイッチはコラムカバーに取り付けるのではずして持ってきます
マスキングしてあるのは、内張りのラインとワイパーのハーネス辺りの干渉する部分をマーキングしています。

まずは車体とつなぐ①の配線。
これが車体コネクタに割り込む部分になります。
6Pコネクタはいいとして、025端子は細いので精密作業です。
この施工が甘いとすんなりと車体のコネクタハウジングに入ってくれません
取り付け時にはハーネスが満足に引き出せないので、ここは丁寧に仕上げて、作業リスクを減らしたいところです。
車体のハーネス壊したら、・・・たぶんD行きでしょうね。
純正のリペアハーネスを買えば仕上がりの不安はかなり解消できますが、コストがかかります。ハウジングに入れるのはメスのみなので、4本必要。
オス側はハウジングには入れないので、多少適当でもいいでしょうw
ちなみに、ハウジング破損のリスクだけ考えれば。
マニュアル化のみにして、電源を別でとれば車体側のコネクタハウジングにピンを差し込む作業はなくなるはずですが、最低でも車体コネクタのピンを抜く作業は発生します。

メインの②の配線、車体とスイッチ類の接続用です
レベリングスイッチのコネクタも施工が甘いとコネクタに入りづらいですが、040端子と多少大きいのでまだ楽ですし、室内で作業ができるので比較的容易です。
もちろん、ここも純正のリペアハーネスを買えば問題はないですが
チャレンジして最悪破壊してもハウジングと端子だけなら買い直しても安くすみます。
6Pコネクタの端子は特に問題ないと思います。
端子は念のため、できるだけ半田流してあります。

③の配線の前に。
配線の長さを決めるためにも、とりあえずスイッチ取り付け。
内装とコラム内のいろいろに干渉しない位置は意外にせまく
必然的に位置はここしかありません。
取付部をコラムカバーにした理由は・・・操作しやすそうで
やらかしちゃったときに部品が安いからw
足元のパネルでもよかったんですが、これは高かったので却下。
マスキングで位置決めして、ドリル~リーマーで19mmφ穴あけ
バリはカッターで大体落として桶

取り付けて、こんな感じ
間抜け面がキュートです
ちなみにスポンジはフットライトの見切れ防止用に貼ってあるものです。
このスイッチ、表はすっきりしますが裏が長いです
この辺なら大丈夫なはず。。

③と④の配線を作ります。
基本、3極の切替スイッチx2なので各3本。
あとはイルミ用に各2本の配線で、別々のカプラーにします。
配線半田づけと収縮チューブで絶縁、あとはコネクタ化です
イルミはギボシでもよかったんですが、コンパクトにコネクタ化
取り付け時に楽できます
スイッチのイルミはそのままでは明るすぎで、光量も合ってなかったので、抵抗でかなり減光して合わせてます。
手持ちの抵抗使ってますので、まぁ、大体目測でおんなじ感じで。

コラムカバー組み合わせてみるとこんな感じに。
若干スイッチの配線が心配か。。
まぁ、干渉は大丈夫・・・だろう、たぶん
なんとなく、ざっくり書くと作業の雰囲気しか伝わらない感じですね
なお、上にも書きましたが、ここでは詳細は書かないので
資料を見てわかる方はご利用ください。
Parts and tools
トヨタ(純正) ヘッドランプ レベリングスイッチ

ヘッドランプ レベリングスイッチと対応のコネクタです。
品番は見ての通り
ヘッドランプ レベリングスイッチ 84152-52070
ハウジング 90980-11950
対応する端子は040Ⅲ×4ピンです
0-5の目盛りがあり、6段階かと思ったのですが
中間位置があって11段階でした。
まぁ、ピンぼけな動画でもどうぞ。
端子は4ピンでIGN、制御信号、ILL+、GND
中身は可変抵抗とLEDのようです。
ばらさないと基板の表までは見えなかったので解析は放置
LEDは裏側なので打ち替えは可能だとおもいます(うちはやりませんが)
実測してみると、抵抗値が0:約200kΩ~5:約1200kΩで変化します
大体100kΩごとのようです
電子マニュアルによると、電圧比で制御されているようです。
ちなみに。
市販のキットでは光軸があっていれば車検など問題ないとうたってありました。
念のためマニュアル化した場合の影響を聞いてみたところ、光軸が調整されていれば問題ないということでしたが、Dによってはグレーの可能性もありますので要確認。
また、0位置で光軸調整して下向きの可動域しかだめだそうです。
あくまでオートレベリングの置き換えということですね。
共立エレショップ 照光式メタルプッシュスイッチ オルタネイト

リングイルミがついたスイッチです
値ははりますが、前につかって気に入ったので。
以前使ったものとはちがい、径が19mmです
内装のグレー部分に付けるので
ボディが黒、フラットと凹の切り替え、赤・青の発色にこだわったら、この19mmのもの一択でした。
機能的な仕様は相変わらず同じで、
端子5つ、イルミの+-、スイッチは3極の切り替えです
発光部は通常時はクリア、発光すると色が出ます。
今回の用途だと色付きのほうがよかったんですが。。
やはり発色により明るさがちがうのと
内装には明るすぎるので適当に減光して使います。
エーモン カプラー4極 /2811

エーモン細線シリーズ
接続部をコンパクトにならないかなと思っていたら、手持ちのエーモン細線がまんま余ってたのでこれ
これもとくに珍しいものではないですが、改めて見ると025端子より細かったね
専用の配線と電工ペンチもあります
配線コム 025型住友TSシリーズ非防水端子

車体からの信号取り出しに使用予定。
オス、メス各4個使います。
(写真はオス9本/メス10本)
【商品名】025型住友TSシリーズオス端子非防水/M025
【商品名】025型住友TSシリーズメス端子非防水/F025
配線コム 040型矢崎040Ⅲシリーズ非防水端子

ヘッドライトレベリングスイッチのコネクタ用に使用予定
メス端子4本使います
(写真は予備含め9本。)
【商品名】040型矢崎製メス端子非防水/F040
配線コム KV0.3sq電線

0.3sqの電線電線各種。
025端子などの細い端子だと細めの配線でないとハウジングにはいりません。
これで、車体の細い電線と同じぐらいです。
いつものホムセンでは色のバリエーションもないので、通販で購入
同ショップでは自動車用ってのもありますが、この細さだと色のバリエーションがなかったので通信機器用で。
色も各種あり、1m単位で発注出来るので色を合わせてみました
エーモン カプラー6極(ロック付 110型)

エーモンの6極カプラです
とくに珍しいものでもなくw
接続端子が多いので、間違い防止に。