GT2自作文字盤アップローダーに嬉しいニュース!
自作文字盤のアップロードが、”より簡単にできるアプリ情報”が流れてきました。
むしろ今までアップロード諦めていた方に嬉しいニュースかも?
以前の記事ではTaichiを使った方法を紹介して、私もそれを使っていたのですが、海外からこんな情報とアプリが。(Telegramより)
筆者も英語は得意ではないですが、Google先生の助けを借りて・・・。
新しいヘルス(GT2のアプリ)改造バージョンが利用可能です!
このバージョンには、デフォルトでアクティブ化されている顔をアップロードするオプションがあります。 Taichiや他のアプリは必要ありません。
マルチフェイス対応!
このHuaweiHealthバージョンをインストールする前に、HMS + Healthアプリをアンインストールしてください。
Huawei / Honorデバイスでは機能せず、ルート化されたデバイスでのみ機能します。
クレジット:@ inqvizitor
※以前の記事を見ていない方は、まずそちらから基礎知識(+注意事項など)を参考。
ということは・・・
これさえあればTaichiがいらない(当然Taichi上での諸々の作業もいらない)
中国アカウントはあったほうがいいけど、あとから取得してもよし。
ということで、導入の手間がぐっと減りまして、それ以外にも嬉しい話がちらほらあったりします(後述)
では、前回の手順記事と比較しながら、HUAWEI+HEALTH+MOD+v.11.0.0.517.apk(以下新アプリと呼びます)を使った手順を追ってみましょう。
※なお、今回は一から作業せず、Taichi部分のアプリ入れ替えで使っています。
内容もすべてを網羅しているわけではないので、間違いもあると思いますが、質問、指摘貰えれば助かります。
目次
自作文字盤をインストール。
!!注意!!
自作文字盤導入はメーカー推奨ではありません。自己責任でお願いしますカスタムアプリでは一部機能(運動記録のマップ連携表示)が使えなくなります
新アプリで試したところ、マップ機能も警告が出るけど表示可能でした。
新機能の「ダイナミック追跡」も使えますね。
今までの経験上リカバリ不能なトラブルには遭遇していませんが
一部データが無くなることは普通にあります。
リカバリ方法はページ下部で紹介しますが、それで全てに対応できるものではありません
最悪使用不可になっても、責任は持てませんのであしからず。
おすすめ別 導入パターン
用意できるスマホや、リスク具合(?)によって3パターン
なお、どのパターンでも共通ですが、面倒な中国SMS認証はいりません。
ちなみに私は、③→②→①でステップアップ(?)しました。
おすすめ①
スマホ2台でGT2をシェアするパターン
一台は通常使用、一台は自作文字盤変更用にアプリをカスタム+中国アカウント
ヘルスケアは通常版でフル機能が使える(マップもOK)、自作文字盤も使える!
ただし、文字盤追加時はBluetoothを切り替える必要あり
切り替えてもアプリ通知の設定などは(いまのところ)消えないようです。
文字盤変更用のほうは非力な古いスマホで十分と思います。
端末が余ってて、自作文字盤使いたいけど、そう頻繁に入れ替えないどうしても自作文字盤もマップもどちらも使いたい方、におすすめ。
【new!】おすすめ①は、ほぼマップ機能を保持したい方向けなので、新アプリでマップが使えるので、あまり意味がないかもしれません。
強いて言えば、中国アカウント専用にしておきたい場合に有効。
おすすめ②
スマホ一台でアプリをカスタムするパターン
アカウントを日本/中国で切り替えて使う(アカウント切替は時間がかかる)
Bluetooth切替は必要ないが、マップ連携機能は使えなくなる
余剰な端末がなければ、これ一択かな。
自作文字盤をスマホにストックしておいて頻繁に入れ替えて楽しみたいなら、こちらのほうが、おすすめ
【new!】新アプリではマップも使えるようです。
フェイスが消せない場合以外は中国アカウントも使う必要がないので
新アプリで特に問題なければ、これが一押しになるかも。
無難なパターン③
アプリカスタムはリスクが有るので自作フェイスの導入は諦め、
スマホ一台で中国アカウントだけ取得し、中国文字盤だけを楽しむ。
これだけでも今までより選べる文字盤の数はけっこう増えます
(中国語でも良ければなおベター)
または、TaiChiを入れると、ほかのアプリに影響が出る場合はこれ。
アプリ自体はHUAWEI純正なので、問題があるなら
(オンラインゲーム系が多いらしい)
作業の流れ
1.準備
2.中国版アカウント取得
3.アプリをカスタム化 カスタムアプリを導入
4.自作文字盤導入
準備するもの
・アップロードしたい文字盤
そもそもこれがなければ、こんな作業をする意味がありませんよね。
Huawei Watch GT & Watch GT 2 & GT 2e & GT 2 PRO owners club
https://www.facebook.com/groups/241907303167747/
情報収集はとりあえずココを見る。(Proが出て名前変わってる。。)
Facebookなので、これといって見るために必要なものもなし。
各国語入り乱れているが翻訳を使えば十分読める
ここにTelegramや他のリンクがはられてることが多い。
Fresh - Huawei Watch GT - GT 2 - GT 2e - AmazFit, Xiaomi, Honor, Huawei Watch faces catalog
https://amazfitwatchfaces.com/huawei-watch-gt/fresh
画像が大きくて見やすいサイト。GT2以外の文字盤もあります
HWGTFaces.com
http://www.hwgtfaces.com/index.htm
文字盤の数は多いが、時々リンク切れやファイル間違いあり
HUAWEI GT/GT2/GT2E Watch
https://t.me/huaweigt2watchface
HUAWEI WATCH GT - ✴️Watch faces✴️
https://t.me/watchgt
Telegram経由のグループ
Teregramでは上以外にも、GT2関係のグループがあります
TelegramはFBのメッセンジャーか、LINEのグループのようにメンバーがどんどんポストする。
プログラム入れてメンバー登録が必要だが、一度入れれば投稿を教えてくれるので便利
・TaiChiアプリのダウンロード【不要】
【new!】新アプリでは不要になりました。
参考:1.TaiChiアプリのダウンロード
・multiple_facesのダウンロード【不要】
【new!】新アプリでは不要になりました。
参考:2.multiple_facesのダウンロード
・カスタムアプリのダウンロード
いま出ているのが「HUAWEI+HEALTH+MOD+v.11.0.0.517.apk」のバージョンのようです。
知る限りでは、Telegramではよく流れていますが、Webページではあまりないようです。
※Telegramはチャットアプリのようなもので、PCなどでインストールが必要。
一旦ダウンロード用にここ(別url)にも置いておきますが、諸般の事情で将来的に消すかもしれません。
スマホだとapkファイル直ではダウンロードはできないかもしれません
zipファイルから解凍してください⇒zipこちら (別url)
・中国アカウント用のメールアドレス、パスワード
日本語アカウントとは別のメールアドレスがいります。
中国のメールアカウントとかである必要はありません。(うちは普通にgmail)
メール認証のコードが来るので、メール受信ができればOKです。
まず、中国HUAWEIアカウントを取得。
③だと、必須になります
①②では必須でない場合もありますが、トラブったときに必要になるので取っておいたほうがベターです
【new!】※このセクションは以前と変更なし。
まずはヘルスケアアプリからログアウト
一番下の「パスワードでログイン」をタップして、次画面で「新規登録」をタップ
※システム制約でスクショ取れないので一部写真になります
「国/地域を選択」で”中国”を選択
「同意する」をタップ
生年月日を入力
「メールアドレスを使用」をタップ
中国版アカウントで使うメールアドレスを入力。
中国のメールアドレスである必要はありませんが日本アカウントとは違う、実在するアドレスを入力します。
中国アカウントで使うパスワードを入力します
SMS認証用の番号になりますが、日本の電話番号でいけます。
※中国SMS認証を使う必要はありません。
すでに別アカウントで使っている電話番号でもいけました。
おなじみの認証コードが送られてくるので、入力します。
こちらもおなじみ
設定したメールアドレスにも認証が送られてくるので、そちらも認証します。
これで中国版HUAWEIアカウントができました。
中国版でログインすると中国版のアプリ画面が出るはずです
パターン③の方はここまで。
中国版は文字盤数がだんちに多いのでコレでも楽しめます。
※ただし中国語版多し。
英語文字盤もあります。
文字盤購入はできないようです。
オリジナルアプリをカスタム【変更】
【new!】新アプリのインストールに変更になったので不要になりました。
参考:オリジナルアプリをカスタム
【new!】カスタムアプリをインストールしよう
説明にもあるように、HMS と Healthアプリを事前にアンインストールしておきます。
すでにTaichi導入されている場合は、Taichi上でアンインストールします。
アンインストールができたら、ダウンロードした「HUAWEI+HEALTH+MOD+v.11.0.0.517.apk」をインストールします。
大体のスマートフォンなら、apkファイルを開けばインストールできると思いますが、機種ごとに仕様も違うので、お手持ちのスマホごとに調べてください。
アプリの導入はこれだけ。
何ステップもあったTaichiの導入と比べると、とても簡単、1ステップです。
いよいよ、自作文字盤導入。
アップロードしたい文字盤は事前にスマホにダウンロードするなり、PCでダウンロードしてスマホに転送するなりしておきます。
転送さえできれば、USB直結でもBluetooth転送でもなんでもOKです。
ちなみに私はWiFi環境で・・・
スマホは「ファイルマネージャー+」の”PCから接続”を起動
PCで「WinSCP」を起動して転送しています。
※フォルダに制限がある場合があるらしいので注意。
”DCIM”フォルダの中に入れておけば大丈夫らしい。
うちは”DCIM”の中に”GT2”というフォルダに入れてますがアップできています。
新アプリでのログインは、中国アカウントでなく、日本アカウントでも文字盤アップ可能でしたので、環境に合わせて選んでください。
では、文字盤アップロードですが、その前に。
アップロードでは文字盤の空いてる分だけ繰り返し登録してしまうようです。
それは無駄なので、まずは適当なフェイスで空きを埋めて、一ついらないものを消してからアップしましょう。
【new!】新アプリでは繰り返し登録されず、1ファイルのみアップされるようです。
予め空きを埋めておく必要はなさそうで、これも楽になった点。
アプリ右上の3点メニューから「ウォッチの文字盤をアップロード」をタップ
ファイラーが開くので、アップしたい文字盤ファイル(.hwt)を選択して、インストールします。
スクショでは文字盤ファイルと文字盤画像が出ていますが、選ぶのは.hwtファイル(画像じゃない方)です。
hwtファイルだけだと、この文字盤なに?ってなるので、文字盤の画像ファイルも入れておくとわかりやすい。
なお、自作文字盤はアプリの「文字盤」で名前は出ますが画像は出ません。(仕様上仕方ない)
GT2のウォッチ側ならだいたい見れます。
無事アップされると、自作文字盤が使えるようになります。
アップが終わったら①パターンの方はヘルスケアのデバイスから「ペアリングの解除」、通常使用スマホで再度ペアリングをすれば、通常版アプリで追加された文字盤が使えます
ファイルから直接GT2へアップされてから、アプリへ反映されるみたいで、タイムラグがあります。
GT2の画面から変更すると早いです。
【new!】
最近のhealthバージョンアップのせいか、自作文字盤をアップしてから待っていても、そのままではhealthアプリの文字盤には出てきません。(新アプリでもTaichi版でも同じ)
アップはできているので、ウォッチ側で直接変更するか、アプリ側で一度文字盤画面から抜けてデバイス画面まで戻ったあと、再度文字盤画面に入ると反映されるようです。
アップしようとしても、文字盤サイズ違いや(警告が出てアップできない)文字盤のファイル不正(しれっとアップできない)もありますので、それは使えません。
それから不幸にも。。毒文字盤(GT2リセット行き)などの不良品もあるので、その時は諦めましょう。(復旧は以下)。
【new!】大体は文字コード問題(海外フェイス多いのでアラビア語とかトルコ語とか?)、不正文字がある(文字盤名の頭が"_"とか)が多いですが、最近見ませんね。
トラブルリカバリ対応編
アップした文字盤が消せない?!
文字盤自体はあるのに、たまにアプリの「文字盤」に表示されない文字盤があります。
自作文字盤だけでなく、中国語版の文字盤を導入後、日本アカウントで使う場合にも、稀にあります。
当然、表示されないので選択もできないし、消せません。
※ただ、GT2本体での選択はできるので、消す必要がないならさほど困らない
対処としては…
- 日本語アカウントでログインしてると見えないので、中国アカウントに切り替えてみる。
※ちなみに、アカウント切り替えるだけでは文字盤は消えません。 - 中国語アカウントでログインしてもアプリに文字盤が表示されないとき。
残念、毒文字盤です。GT2ウォッチ側をリセット(初期化)します。
※サポートに聞いても同じ回答されます。
取り込み済みのトレーニングデータなどはクラウドに有るので消えないと思いますが、GT2自体はまた一からセットアップになります。
アプリはそのままで大丈夫です(経験上)
Huaweiのサーバーと通信できない?!
アプリで左画面のようになり、いつまで立っても終わらない
あるいは右のように「サーバーエラー」になってしまう。本当の通信エラーの場合もありますが、対処としては。
【new!】どうやらこれは、本当に通信エラーのようです。
おそらくHUAWEIのサーバー側が負荷に耐えられないとか、
サーバー側でアップデートされて異常が起きてるとかのようです。
通信できても画面が崩れているような状態の時もあります。
- アプリを再起動してみる。
一時的な通信不良なら、そのうちなおります
ただ本当のところ、通信不良なのかアプリ異常なのかは、中の人でもないとわかりません。
【new!】だいたい数時間から一日ほっとけば回復するようです。とりあえず、我慢できるだけ放置して、それでだめなら以下。 - GT2ウォッチ側自体をリセット
GT2ウォッチのメニュー「設定」>「システム」>「リセット」からリセットします。
アプリをイジる必要はないので、回復するまで待てない!という方は
一旦リセットしてアップし直したほうが、待つより早いでしょう。
ちなみにカスタマーサポートに電話してもリセットしろと言われます・・・
(経験談)
新アプリを使ってみて。
Taichiはアプリ内だけでroot権限を使うようなイメージでしたが
新アプリは標準のhealthアプリに文字盤アップの機能が追加された感じの理想的な構成です。
healthアプリバージョンも、Taichiでは10.0.5.531以降だと一部不具合が出たし、やたらアップデートの勧誘が出るので間違えてアプデしそうになりますが、新アプリは11.0.0.517と新しいものが基になっていて、アプリの安定性も増してるような気がします。
すべての機能を検証したわけではなですが、Taichi導入でネガになっていた部分がほぼ解消されていて、とりあえずこれ入れとけばいいような。
特に標準版healthから使えなくなっている機能もなさそうです。
致命的な問題があればTaichi版に戻すと思いますが、特に問題がなければこのままこのアプリで文字盤楽しめそうです。
HUAWEIのスマホだと自作文字盤がアップできない件は相変わらずのようですが・・・
時々やられた毒フェイスも、最近はお目にかからないのでリセットする機会もほとんどありません。
そうなると中国アカウントもいらなくなり、自作文字盤導入の敷居がぐっと低くなりますね。
いまのところ、いいことづくめ。製作者に感謝しかありません。