先日、点検に行ったときのこと。
メカの方がエアコンフィルターを持ってきて、見せてもらうと・・・かなり汚い。
そういえば、毎年夏場に気にはなりつつも変えてなかったなと思い出し。
手持ちの記録では10年前交換してるけど、このときのフィルターとは色が違う（オートバックス製のオレンジ色だったはず）
ということで、前回いつ変えたか全く不明。
汚れ具合から5年以上放置してる気はするので、流石に交換。
目次
How to custom
今回使うのは、前から気になっていたBLITZのハイブリッドエアコンフィルター
光触媒で消臭というものらしいが、消臭メカニズムは書いてあるけど、フィルターって普通光当たらないじゃない、とか思うけど。
フィルター水洗いして天日干しが出来るという、よくある使い捨てフィルターでは無いのが魅力。天日干しのときに光触媒が効くんでしょうか？
そのせいか、若干値段は高いですが、2回使えば十分もとが取れるぐらいです。
さて交換してみます。エアコンフィルターはグローブボックスの奥にあります。
エアコンフィルターの交換自体は難しい作業ではないのですが、グローブボックスを外さないといけません。
グローブボックスを開けると、左に簡易ダンパーがあるので外します。
これはロック外したときにいきなりガバッと開いちゃわないようについている部品。ここは簡単に外れます
つまづきそうなのは左右にあるストッパー部分。
簡単に言うと、ここはグローブボックス自体をたわませて外します。
どちらかを外せばゆるくなるのでやりやすい方でいいですが、うちの場合は左側は固くて外れません。
助手席側なので左は押す方の作業になるため、力のかけ方かもしれないですが
無理っぽいのでいつも右側（車体内側）を外します
こちらが右側のストッパー
ここをボックス内側に向かってたわませる（左向き）と同時に、できれば車体側も外側（右向き）に押して外します。
片側はずれれば反対もすぐに外れると思います。
左右ストッパーが外れるとこうなります。
ボックスの中が荷物いっぱいの方は出しておいたほうがいいかも。
下側のヒンジを外せば外れますが、水平に脱着する構造なので一番下まで開いて水平に引けば力はいりません。
中途半端に外すとヒンジが壊れる事があるので、無理は禁物です
これがお目当てのエアコンフィルター（のケース）
この蓋を外して抜き替えるだけの簡単なお仕事です。
エアコンフィルターを抜きます。
特に止め的なものはないので、言ってみれば置いてあるだけです
これはみた感じ、純正のフィルターの高機能版（補給専用）のフィルターのようですが、変えた記憶がありません。
多分ディーラーで交換してくれたのかと思います。
開いてみるとかなりホコリやら虫の死骸やらが詰まっていますね
この面が上側になるのでたまるのもわかります
ちなみに、フィルターの黒い部分は多分活性炭だとおもいます
とりあえず変な臭いなどはなかったですが、これだとカビていてもわからないかもしれませんね。
新旧フィルターを比較
上がハイブリッドフィルターで、青色をしていますが、裏は白で光触媒は表だけのようです。
方向などの印字は純正は正面についてますが、ハイブリッドフィルターの方はサイドになります。
見た目縦横おなじの正方形に見えますが、若干長さが違うので入れるときに間違うこともありません。
抜いた手順の逆に入れていきます
ケースとツライチまで入るはずです
あとは蓋をもどして、グローブボックスも外した逆順で取付けて終了。
フィルターの蓋に結構ホコリが溜まっていたので、きれいにしておきました。
周りの部分も結構ホコリ溜まっていたので、ついでに掃除。
グローブボックスも普段は逆さにしてホコリ払うとかできないので、この機会にやっておくといいかもしれません。
DIYでやるときはこういうところの掃除もついでにできるのがいいところです。
工賃代を部品代に当てられるのが一番のメリットだとは思いますが、ディーラーでお願いすると、そこまで掃除とかやってくれないでしょうから。
手間がないので楽ですけどね。
上から見るとこんな感じになっています
密閉されているわけではないのでホコリも貯まるわけですね。
独特の臭いが少ししますが（光触媒の臭いだと思います）、気になるほどではありません。
交換後、エアコンの風が強くなって、よく冷えるようになった気がします。
プラシーボかもしれませんが、あれだけ汚かったので効いててもおかしくないでしょう。
フィルター自体も違うものなので、そもそも空気抵抗自体が違うのかもしれないです。
気になる方は事前にチェックしてもいいかもしれません。
エアブローがあればいいのですが、なければ家庭の掃除機に当てて吸ってみると体感で比較できます。
Parts and tools
BLITZ ハイブリッドエアコンフィルター
一般的なエアコンフィルターは使い捨て交換だけど、これは洗ってまた使えるというフィルター
地球環境にもお財布にも優しいエコタイプ。
単体で見ると通常のフィルターよりも高いですが、2倍まではしないので、2回使えばもとは取れそうです。
70VOXYだとHA106が該当しますが、他の車種はメーカーページで確認してください。
購入時価格 ￥4010(送料込み)
