
ルームミラーが激しくお辞儀するようになり、対策しても、もう厳しい・・・で交換しないとなと思っていたところ。
【ルームミラーおじぎ対策】
勤務先の場所が変わり、車通勤になるという。
となれば通勤用にドラレコもつけないとちょっと怖い
ならいっそ、純正交換型のデジタルミラーにしてしまえ。
ということで、ドラレコ付きデジタルミラー
国産だと、なかなかお値段がはるので中華製の大丈夫そうなものを。(販売は国内っぽい)
夜間画像はこんなかんじ。撮影がピンぼけだけど実際はきれいです
How to custom
ドラレコ付きデジタルミラー(通称ミラレコ)

まずは今回取り付ける、ドラレコ付きデジタルミラー(通称ミラレコ) を確認。Amazonで購入。
内容物は結構色々と入ってる感覚だが、だいたいこんなものらしい。
取り付けステーは車内、車外の2パターン付属
車外取り付け推奨だけど車内用のものも付属してくるのは汎用性が高い。
映り込みを防止する新素材防眩シートを2枚入っています。

純正交換型にしたので、純正交換型アームが付属
VOXYはミラーがMurakami7225なので、ミラー部分はポン付け。
要は、かぶせ型のデジタルミラーにアームが付属してくるセット商品
かぶせ型としても利用可ということで、かぶせ用のゴムも付いている。

電源とGPSアンテナ。
電源はシガーソケット内に変圧機能(12Vから5V変換)とヒューズが入っているらしい
駐車中監視は内蔵のバッテリー使うらしく、別途配線引くとかはありません。
ただ、タイムラプスではなくて衝撃時に録画。
GPSアンテナはなくても警告は出ないが、GPS関係の機能とか時刻合わせもしてくれない
ケーブル短いので、ピラー経由で回すとダッシュ上の端に設置してもぎりぎりの長さ。

バックカメラと接続ケーブル
バックカメラはケーブル10mで壮大に余ります
多分どんな取り回しをしても普通車なら足らなくなることはないはず。
バック信号の入力配線がついています。
高耐久64GB-SDカード付属で、こちらはサイトの妙な画像とは違いSanDiskの汎用っぽいものが付属。
中華製というと32GBの普通タイプのものが付属してくることが多いので、ここはお得。

メガネ拭きとか内装剥がしもついてくるところは細かい。
使ってないですけど。
事前準備:ミラレコ本体

とりあえず、保護シートを剥がして、防眩シートを貼ってみます。
これを貼ると、電源OFFでミラーとしては使用できないので、ありなしの比較とかしてみたかったけど、車内できれいに貼るのは無理っぽいので事前に貼る。
2枚あるので、うっとおしければ剥がせばよし。
とりあえず、今のところ剥がそうという気は起きない。

純正交換用アームを取り付けてみます。
見ての通り本体はまんま被せ型ですが、まずはこの引掛け部分を外して台座を取り付け
取り外した穴にきっちりはまり、もともとのネジを使用して、根元部分はきっちりと付きます

台座がついたら、アームをネジ止めするだけ。
根元部分は縦横同じ形状なので、上下逆でも横向きでもつく(が、意味はない・・・)
被せ型に比べれば、厚みもでないし結構スッキリしている。

接続は電源、GPS、バックカメラ。中央辺りにSDカードスロット
本体とベース部分は一見密着してるように見えるけど、これだけ隙間がある
もともと引っ掛け部分がついていた部分だけの固定。
アームが結構硬いので、角度調整を雑にやるとベースがたわむが、頻繁にいじるとこでもないからいいかと思う。
事前準備:バック配線

取り付けにこだわらなければ、バック信号は純正のバックライト配線にカニで挟んだら終わりの作業。
うちの場合は4灯化キットを付けているので、そこから分岐することにする。左側テールから分岐。
ちなみに右側はLEDリフレクター用の分岐がしてあります
【LEDリフレクター取り付け】
テールの外し方はこちら参考
【簡易四灯化キット取付】

カプラを確認してバックランプの配線を確認。
赤黒が+配線、白黒がアース。
ということで対応する4灯化キット側の配線を分岐します。

バック配線は赤色でした。
このあたりは電装マイスターのたけっち様こだわりかと思います。
わかりやすくてGood。
カプラをばらして、配線は切らずに皮膜だけ剥いて、分岐配線を巻きつけてはんだ付け。

はんだ付け部分は曲がらないので、あまり長くすると自由度が落ちます。
はんだ付けしたら収縮チューブでまとめておきます。

あとは配線を元通りくんで、バック配線仕込み終わり
これでここはポン付けできます。
とりあえずミラレコ本体を取り付け

一番簡単なミラレコ本体部分からつけてみます
まずは純正ミラーは事前に確認してますが、「Murakami7225」なので問題なし。
外し方はこちら参考に。
【ルームミラーおじぎ対策】
もう、純正ミラーはグラグラですが、後付デジタルミラーは車検がグレーらしいので、捨てないで持っておきます。

ベースにはめ込むだけなので、取り付けは即終了。
アーム下部分にネジがあり、これで固定して抜けどめになりますが、それは最後でOK。
取付部は非常にスッキリしています

前から。
厚みがないので前から見てもスッキリして見えます。
アームも角度調整がしんどいぐらい固いので、お辞儀するとかはないはず。
角度によってはフロント画像の端にアームが映り込みますが、問題はなし。
TSSとかの大物がついているクルマだとけっこううつりこむらしいので、別体型カメラのほうがいいでしょう
カメラ部分の取り付け

バックカメラ関係はここからが本番。
70VOXYの5ナンバー標準車はこんな物がついています
室内用のハイマウントストップランプスペース
3ナンバーのエアロ車はウイングが標準装備なので、これがなくスッキリしています
私はオプションでウイングをつけたため、ここはお遊びスペース。
ということで、カメラ埋め込むには、まさにここはうってつけ。

バックドア内装の上部を外します。
もともとの純正ハイマウントブレーキが残ってますが、加工してイルミになっています
これを取っ払って、カメラに換装

取り外して高さを見てみるとほぼ同じぐらい
内張りも結構余裕があるので取り付けは大丈夫でしょう

取っ払うとこんなかんじになってます
センターにリブがあるので高さを埋めるために厚手の両面テープで高さ合わせ。
ここに簡単に貼り付けるか、とイージーに考えていたんですが・・・

あとあと角度調整するかも?とか、位置を変えるかも?とかいろいろ考えた結果、仮付に。
めちゃ雑ですが、位置がずれなければ基本的にはおいてあるだけなので大丈夫。
バックカメラ配線取り回しとバックランプの配線接続

バックカメラ関係で一番めんどくさいと言われる蛇腹通し。
確かに面倒ですが、すでに何回もやっているので、バックドア関係では、いつもの作業。
とはいえ、すでに追加配線もかなり入っているのと、慣れててもやっぱり面倒なものは面倒だな。
慎重にやれば難しい作業ではないです。
蛇腹通しはこちら参照
【バックドア+リアまわり配線】

左Dピラーを外しておいて配線を回していきます。
Dピラー外しも こちら参照
【バックドア+リアまわり配線】
蛇腹から天井裏通して、一旦Dピラー内に回したら
Cピラーを外して配線通しなどで天井裏を這わせていきます。
Cピラー外しはこちら
【ピラーエッジに間接照明】
何も施工していない方はここの窓の上の内張り外したほうが楽かもしれませんが、うちは大量に配線が落ちてきそうなので、外さずに通していきます
多少中は入り組んでますが、隙間はあるのでそれほど難易度は高くないです

あとは窓枠のウェザーストリップ(ゴム)を外して、隙間から天井に配線を通していきます。
Bピラーは外さなくても、同様に配線通しで通して、フロントAピラーあたりまで配線持ってきます。
Aピラーは先に外しておきましょう。以下参考。
【ダッシュボードはずし】
写真ではCピラーにやたら配線が入ってますが、普通はなにもないので簡単なはず。
Aピラーまで配線が通ったら前後で軽く引っ張って、天井裏の配線を整えます。

バックランプ配線はDピラー内で固定してテール辺りまで持ってきます。
先に作っておいた分岐配線とつないでギボシで接続。
バック配線が要らなくなれば、ここで接続を切ることも出来ます

リア周りはこれで(一応)終了。
ピラー周りとバックドアの内装をもとに戻すと、取り付け前と何も変わりません
デジタルインナーミラーがもっと普及してきたら、こんな車種別カメラ取付け専用内装みたいなものがでてくるかも。
今の所、どうしてもデジタルミラーのカメラ後付すると後付感満載になるので
ナビのバックカメラの出始めの頃みたいな状況。
こなれてこればスッキリ取り付けできるツールがでてきそうです。
いったん動作確認

リアカメラの配線が前にこれば、もうつなげられます
GPSと電源を仮接続して、とりあえずは稼働状態。
このデジタルミラー、12インチで一見細長いので大きそうですが、こうしてみるともとのワイドミラーより小さいですね。
動作に問題はなさそうです。
カメラ角度とかは後で考えます(結局変えなかった。)
いったん電源配線とGPSを外して配線を埋めていきます。
シガーソケット分岐して電源配線

電源は付属のシガーソケットを使いますが、表は使っているので裏で分岐して接続します。
実はすでに別で一個分岐増設していますが、これはもう使っていないので、これの根本分岐部分を流用します。
ちなみにここは運転席ロアボックスのETCがつくところの奥。
ナビ用にPCをを動かしていたときの残骸です。
これはこの際に撤去。

センターコンソール周りをばらして、シガーソケット裏側をむき出しにします。バラし方はこちら参照
このあたりのが、運転席横断して右側の増設ソケットに行っている配線。
シガーソケットの配線にカニクリップで分岐してギボシでつないでるので、これを入れ替え。
ここの真下にセンターロアボックスがあるので、分岐したシガーソケットはそこに落として接続します。

受けのソケットは抜けどめにエーモンのロックタイプを使いましたが、ミラー付属の電源ソケット部分もかなりガッチリつくようになっているので、まず抜けることはないでしょう。
センターコンソール周りを戻す前に、電源配線のミラー側を内装裏を通してグローブボックス裏からAのピラー付近下側まで通しておきます。
グローブボックスの外し方はこちら参考
【エアコンフィルター交換】
配線ができたら、センターコンソールとグルーブボックスなど内装を戻しておきます
GPSと電源配線取り回し

Aピラー根本まで電源が来たので、ピラー内の配線に沿ってGPSと電源の配線をGPSと電源の配線をこんな感じで這わせておきます。
GPSアンテナはケーブル長的にダッシュボードの端にしか置けないので、選択の余地なし。
配線をフロントガラスと内張りの隙間から天井裏に押し込んで、ミラーまで持ってきたら接続して、取り付け終了。
動作確認して、Aピラー戻します

これで、取り付け終了。
配線が3本むき出しになっていたので、配線チューブでまとめてスッキリ。
バックカメラ角度調整・・・

とりあえず仮付したバックカメラはこんな感じで収まっています。
フラッシュつけて写すと中が丸見えですね。
事後に角度調整できるようにアバウトな取り付けになっています

このミラレコ、バックギアに入れると画角が変わってガイドラインがでますが、カメラ取り付け位置が高いので、あまり近くまで映りません。
ということで、角度をつけてもっと下を映す計画。

限界まで角度を下向けると、ここまで映る。
これは期待できそう。

距離的にもここまで映せる。
遠目の黒ボックスが水平位置の限界
手前の緑スクレーパーが角度つけた位置での限界。
ここまで見れると結構実用的、なんですが。。

バックミラー動作にしたときに画像が歪む
まぁ、広角カメラなのでカメラの端に行けばこうなるのは当たり前か。
これでは本末転倒ですねぇ・・・ということでボツ。
ちなみに画像中央あたりの黒い影は熱線の陰
気になるといえばそうかもだけど、これぐらいは実用上問題なし。
見切れ対策

ということで、カメラの見切れ対策だけすることにします。
もともとこの部分は、イルミ用にフィルムをカットしているので、中央5cm位をカメラ用に開けてそれ以外をカッティングシートで塞ぎます。
隙間はこれぐらいが、カメラに映り込まない限界。

結局カメラはこの位置角度ですが、未だ仮付にしておきます
最終的には落ち着いたらカメラちゃんと貼る予定
カメラ後ろ側、内装の内側にフェルトを貼って見えないようにします。

仮付の養生テープも見きれないように、上も適当に貼っておきます
これでたぶん丸見えにはならないかなと。
取り付け後の写真撮ってないな。。
取り付け終了。

バックカメラ類の取り付けは初めてでしたが、まぁそれなりに仕上がりました
このカメラは車外取り付け推奨の防水タイプですので、車外につけたほうが性能がいいようです。
またドラレコ機能でいうと、フロントカメラの角度調整にあまり幅がなく、ミラーとフロントカメラ一体式なので、フロント画像の調整とミラー角度の調整の妥協点が取れないと厳しいかも。
ドラレコ画像を優先させるとちょっとミラーが上気味になります。
ちなみに、オークションなどででている純正ミラーはほぼ全て裏のボールジョイント割れてるし、新品買えば6000円ぐらい。
デジタルインナーミラー、ドラレコがついて、純正ミラーを買わなくていいと考えれば、2万円ぐらいというのはコスパはいい。
ただ今回はたまたまうまく行ったけど、できればフロントカメラは一体式じゃないほうがいいかな。
Parts and tools
ドライブレコーダー付きデジタルインナーミラー TAXION TXM-12R-BP

ドライブレコーダー付きデジタルインナーミラー
TAXION TXM-12R-BP
中華激安品はちょっと不安だったけど、こちらはサポートの評判がよく、メール問い合わせしたときもすぐ返事が来た。中身は中華製っぽいが、日本の販売店?のような感じ。
中華製激安よりちょっと高く、純日本製のメーカー品よりはかなり安い。
フロントカメラ一体式なので、ドラレコ画像を優先させるとちょっとミラーが上気味になる
やっぱりカメラ別体のほうがいいかもしれない。ロングアームもあるけど。
初めて使ってるので比較はできないけど、画像は普通にきれい。
ただデジタルミラーになると画角が広くなるのと、目の焦点が変わるので、距離感とか最初は慣れない。
最近は、デジタルインナーミラーでもズームできて、従来のミラーと同じ見え方になるようにするのがトレンドみたいだが、その機能はない。
購入の決め手はメッセージを日本語で喋ってくれるところ。(ボイスコントロールではない。)
ETCとかと同じで、起動とかエラーとか、たぶん大陸製だけどちゃんとした日本語(笑)
中華製の激安品よりはちょっとお高いけど
・純正交換型アームつき
・日本語メッセージしゃべる
・高耐久64GB-SDカード付属
あたりを考えると妥当な値段。
あと、いまさら純正ミラーを買うことを考えれば、それほど高い買い物でもない。
エーモン 電源ソケット DC12V/24V80W以下 プラグロックタイプ
増設のソケット、ロックできるタイプ
ガタイがでかくなるから、ソケット連結は好きではないのだけど・・・仕方ない。
このシガーソケットという規格は、クルマの中でもかなり昔からある規格のような気がする
灰皿がなくなった昨今でも、これだけは電源として残っているという。
いい加減車内の電源取得の汎用の規格も、なにかもっとスリムなものにならないものかな。
エーモン 配線ガイド(フレックスタイプ) 全長約1m (1161)
配線通すときの必需品。
針金ハンガーでも出来なくはないが、やっぱり作業は道具。作業性が違う。
800円で作業が楽になるなら安いもんです。