
車中泊車の定番、センターカーテンを付けよう!と前回の突っ張りポールで作ったレールですが。
カーテン取付前に没になりました。
理由は、ポールの位置が微妙でバックミラーにもろ写り込み、非常に見づらい。
そこでざっくり、ほぼ全面改良。
前回から流用してる部品や、内装脱着は【カーテンレール取付その1】を見てください。
それから・・・
ゲリラ的に作業しているので、あまり写真に統一性がないところもありますが。
そのせいであんまり詳しく書けていない部分もあるので、軽く要点をまとめときます。
気になる方はお気軽に、コメント下さい。
目次
How to custom

まずは前回軽く加工した金具をさらに加工します。
右加工前、左加工後です。
裏の爪を深く曲げて,取付位置が上に行くようにします。
1cm弱ですが,これでも写り込みは相当ちがいます

車体の内装に取り付けてみます。
裏側の差し込みが長くなったので、内装のリブに干渉しますが、よけて取り付ければ特に問題なしです。
むしろ,これで位置出しができるので好都合で、横にずれることも少なくなります
表側はその1を踏襲して、クッションシートとステンレスプレートです。

そのままでは金具などの取付部が丸見えなので、前回の反省を踏まえて100均のはぎれでカバーしてみます。
ガムテで留めてるだけなので、この状態ではまだ激しく見てくれは悪いですが、車体に取り付けるとゴムなど他の部品で全部隠れるので問題ありません。
なので、仕上げる際は隠れる幅を計算しつつガムテを貼ります。

車体に取付けると、この状態になります。
かなりすっきりしました。
このステーの上にまがってるフック部で、レールになる配線モールを固定します
この段階では、まだ100均ものしか使ってません。

この配線モール(ワゴンモール)が今回改良のポイントです。
業務用の大きめの配線モールですが、きっちりはめ込むとかんたんには外れません。これを使ってレールの取り付け部分を作っていきます。
まずはワゴンモールをピラー間の長さに合わせて切ります。
その後、上で書いた金具のステーに合わせて赤部分の切り込みと、穴あけ。
カーテンレールの取付け穴にあわせて青部分の穴あけをします。
穴は4mmのねじを通すので,だいたいそのぐらいの大きさであけます。
カーテンレールはあらかじめ長さをはかっておき、ホームセンターで買うときにサービスでカットしてもらいました。
伸縮レールを使うという手もありましたが,その分重量が重くなるのと、天井用の取付穴に融通が利かないので、一本ものでいきます。
注意点ですが、もともとの既製のレールはカット前の位置に合わせているので、カットすると取付穴が適当になってしまいます。
カットのときになるべく左右バランスよくなるように両方をカットしてもらい、たぶん穴が足らない部分が出るので、追加の穴あけもしてもらいました
(無料でした)

★組み立て参考★

★組み立て参考★
これは1mのモールで作った寸足らずの試作品(実際は120cmほど必要)
構造の参考にどうぞ。
上側になる部分をステーの穴で位置決め固定します。

★組み立て参考★
下になる部分をはめ込んでくとこんな感じになります。
この構造で左右長さが足りればいいわけです。
いずれも構造を模索中の写真です

構造が決まり、もろもろ部品ができたので組んでいきます。
紙管はつなげてガムテープで巻いておきます。
39+30.5+39で118.5≒120cmぐらいの長さです。
これは目隠し部分の端につけて、バタつき防止のおもりにします。
それから、あまり触れてないカーテンの仕様ですが
140cm×200cmのカーテンを切って、仕上がりで70cm(弱)×117cmのカーテンを作ります。
下部に折り返し部分をつけましたが、ここは14cmと長めにとりました。
この折り返し部分をあげると,2列目の足元エアコン吹き出し分に隙間を開けることが出来るような長さにしています。
写真にある布地はカーテンのあまりの部分で、目隠し用に使います。

いきなりですが、レール+目隠し部分の出来上がりがこんな感じになります。
①モールの中央前側部分に両面テープでカーテンのあまり(目隠し用)を貼り付けて止める。端は長いので折り込みます。
②端のあまり部分を挟み込みながらレールをねじ止めして、固定。
③あとは,前側の目隠しになる部分に紙管を巻いて、安全ピンで固定
④目隠しの後ろになる部分の端にも同じく紙管付け。
目隠しの後ろになる部分は、レールの目隠し兼、カーテンと車体の隙間ふさぎ用に使います。

組み合わせたレール部分を車体に取り付けるとこんな感じです。
前の紙管をまいたカーテン部分は前の目隠し
後ろの紙管は使わないときはロールアップさせる用です。
当初の計画では、後ろの遮光部分は予定していなかったのですが、カーテンのあまりで仮付けしてみたところ遮光性が高くなるので採用しました

収納時の全体像(仮付)
後ろロールアップ部分はこの時点では固定の構想がまだ練りきれてないので適当に留めてます。
タッセル(カーテンとめ)はマグネットでくっつくタイプのものを使って、ハンドルとまとめています。
収納時はマグネットで取付けやすく、カーテン使用時はカーテンを挟んで左右に広げる助けになります。
最終的にはレールの上をふさぐ予定。

カーテンをつけて、目隠しをおろした状態
タッセルで端をひっぱってます。
後ろの目隠しは端の折り返しを左右に延ばすことで、ピラー部分まで隠せます。
目隠し部分を降ろさずにカーテンだけでも使えるよう、巻き上げの固定ができるよう構造を考え中・・・

前からみた状態
シートを前に出さないと、カーテンの位置がピラー位置になるのでカーテンの遮光がキレイにいきません。
シートはそのままでもカーテンは引けなくはないですが、運転席の人はきっと頭がうっとおしいでしょう。

断熱パネルと合わせるとこうなります。
これで後ろのフラット部分に、なにか敷物を敷いたら完全に部屋状態。
かなり車中泊が快適になりそうです。
Parts and tools
未来工業 ワゴンモール OP8-2G

床の配線などを隠すモールです。
普通は床に両面テープなどで固定して配線を通して使います。
ホームセンターで一般売りしてるのは大体1m位までしかないので車体に合わせて2mものを通販で購入、切って使います。
よくある配線モールは開く方向にひっぱると簡単に開きますが、このモールはガッチリしていて真ん中を開こうとしても簡単にはとれません。
業務用なので通常だと業販で10本セットですが、通販は1本から買えました
幅は78mm、高さ15mm
購入時価格 2,592 円
ビバホーム 角形定尺カーテンレール S

センターカーテンを吊るのに使います。
そのままですと136cmですが
ホームセンターでカットしてもらいました(無料)
取付穴は位置が悪いので、空けなおしました。
カット位置が指定できるなら穴位置をバランスよく、例えばセンター合わせで両端カットとかで切ってもらうと、楽そうです。
購入時価格 980 円
M4ねじ(ばら売り)

モームセンターでよく売っているM4ねじのばら売りもの一式です。カーテンレールの固定に使います
ナイロンナットで、中に緩み止めに樹脂が入ってます。
なので、スプリングワッシャーは余分かも。
ねじはトラスねじで、頭が平めのものです。
それ以外は普通のものです。
トラス小ねじ 4x10 ¥8/個
ナイロンナット M4 ¥15/個
スプリングワッシャー M4 ¥4/個
丸座 M4 ¥5/個
価格は1セット分の値段です。
購入時価格 32 円
川島織物セルコン 遮音カーテン 幅140cmx丈200cm

遮音カーテンと言うことで、センターカーテン用にちょうどいいかと惹かれて買いました
車体に合わせると幅130cm×丈115cmですが、サイズがコレしかなかったので大きさを合わせて切って使います。
遮音と遮光になるようです。
裏のグレー部分はアクリル樹脂コーティング、ゴム引きみたいな感じになっています。
購入時価格 6,930 円
株式会社サクセス マグネット タッセル

玉の部分が二つに割れてマグネットでくっついてます。
カーテンをまとめるだけでなく、カーテンを挟んでも使えるので、カーテンを閉めた時も端の留めに使えますので結構便利です
ゴールドとシルバーがあったのでシルバーを選びました
材質はABSにメッキですが、結構ちゃんとしたメッキです。
チェーン長さ40cm(調節可能)、2個入り(1セット分)
購入時価格 1,980 円
セリア 紙管 30.5cmと39cm

部品のはめ込みでラックとかを作る紙管です。
あいかわらずの100均ものです
ガムテでつないで、目隠しの内材に使います。
ピラー間が112cmぐらい
スライド部分の窓間が130cmぐらいなので,
39+30.5+39で118.5≒120cmぐらいの長さをねらってます。