昨年(2019年)発売されたHUAWEI WATCH GT2
抜群の電池持ちはイチオシ、センサーも一通り揃ってコスパも悪くない。
スマートウォッチの定番、文字盤を変えることもできます
(※Androidのみ)
私も46mmのSports/マットブラックを使っています。
が…この記事を読んでいる方は、きっと感じていると思いますが。
・・・純正の文字盤、ださい!
時々追加されるけど・・・やっぱいまいち!!
ということで、自作文字盤(中国版も)を導入してみましたので紹介します。
目次
自作文字盤をインストール!
A36Jupiter MD205REMNAREN OldTime
(中国アカウントDL)
!!注意!!
自作文字盤導入はメーカー推奨ではありません。自己責任でお願いします
カスタムアプリでは一部機能(運動記録のマップ連携表示)が使えなくなります
今までの経験上リカバリ不能なトラブルには遭遇していませんが
一部データが無くなることは普通にあります。
リカバリ方法はページ下部で紹介しますが、それで全てに対応できるものではありません
最悪使用不可になっても、責任は持てませんのであしからず。
おすすめ別 導入パターン
用意できるスマホや、リスク具合(?)によって3パターン
なお、どのパターンでも共通ですが、面倒な中国SMS認証はいりません。
ちなみに私は、③→②→①でステップアップ(?)しました。
おすすめ①
スマホ2台でGT2をシェアするパターン
一台は通常使用、一台は自作文字盤変更用にアプリをカスタム+中国アカウント
ヘルスケアは通常版でフル機能が使える(マップもOK)、自作文字盤も使える!
ただし、文字盤追加時はBluetoothを切り替える必要あり
切り替えてもアプリ通知の設定などは(いまのところ)消えないようです。
文字盤変更用のほうは非力な古いスマホで十分と思います。
端末が余ってて、自作文字盤使いたいけど、そう頻繁に入れ替えない
どうしても自作文字盤もマップもどちらも使いたい方、におすすめ。
おすすめ②
スマホ一台でアプリをカスタムするパターン
アカウントを日本/中国で切り替えて使う(アカウント切替は時間がかかる)
Bluetooth切替は必要ないが、マップ連携機能は使えなくなる
余剰な端末がなければ、これ一択かな。
自作文字盤をスマホにストックしておいて頻繁に入れ替えて楽しみたいなら、こちらのほうが、おすすめ
無難なパターン③
アプリカスタムはリスクが有るので自作フェイスの導入は諦め、
スマホ一台で中国アカウントだけ取得し、中国文字盤だけを楽しむ。
これだけでも今までより選べる文字盤の数はけっこう増えます
(中国語でも良ければなおベター)
または、TaiChiを入れると、ほかのアプリに影響が出る場合はこれ。
アプリ自体はHUAWEI純正なので、問題があるなら
(オンラインゲーム系が多いらしい)
作業の流れ
1.準備
2.中国版アカウント取得
3.アプリをカスタム化
4.自作文字盤導入
準備するもの
1.TaiChiアプリのダウンロード
ページ中段あたりの「DOWNLOAD NOW」からapkファイルをダウンロードします。
アプリのカスタムに必要なので、①②パターンはインストール。
2.multiple_facesのダウンロード
multiple_faces_1
https://drive.google.com/file/d/1EYF4xDlmj0_bVo6wwAhs7l5JCaOlAqLQ/edit
こちらもダウンロードしておきます
同じくアプリのカスタムに必要なので、①②パターンはインストール。
3.中国アカウント用のメールアドレス、パスワード
日本語アカウントとは別のメールアドレスがいります。
4.アップロードしたい文字盤(ココ重要よね)
Fresh - Huawei Watch GT - GT 2 - GT 2e - AmazFit, Xiaomi, Honor, Huawei Watch faces catalog
https://amazfitwatchfaces.com/huawei-watch-gt/fresh
画像が大きくて見やすいサイト。GT2以外の文字盤もあります
HWGTFaces.com
http://www.hwgtfaces.com/index.htm
文字盤の数は多いが、時々リンク切れやファイル間違いあり
HUAWEI GT/GT2/GT2E Watch
https://t.me/huaweigt2watchface
Telegram経由。
TelegramはFBのメッセンジャー(か、LINEのグループ)のように
メンバーがどんどんポストする。
メンバー登録とプログラムがいるが、一度入れれば投稿を教えてくれるので便利
Huawei Watch GT & Watch GT 2 & GT 2e owners club
https://www.facebook.com/groups/241907303167747/
情報収集はとりあえずココを見る。
各国語入り乱れているが翻訳を使えば十分読める
ここにTelegramや他のリンクがはられてることが多い。
中国HUAWEIアカウントを取得
①②③とも、ほぼ必須になります
①②では必須でない場合もありますが、トラブったときに必要になるので先に取っておいたほうがベターです
まずはヘルスケアアプリからログアウト
一番下の「パスワードでログイン」をタップして、次画面で「新規登録」をタップ
※システム制約でスクショ取れないので一部写真になります
「国/地域を選択」で”中国”を選択
「同意する」をタップ
生年月日を入力
「メールアドレスを使用」をタップ
中国版アカウントで使うメールアドレスを入力。
中国のメールアドレスである必要はありませんが日本アカウントとは違う、実在するアドレスを入力します。
中国アカウントで使うパスワードを入力します
SMS認証用の番号になりますが、日本の電話番号でいけます。
※中国SMS認証を使う必要はありません。
すでに別アカウントで使っている電話番号でもいけました。
おなじみの認証コードが送られてくるので、入力します。
こちらもおなじみ
設定したメールアドレスにも認証が送られてくるので、そちらも認証します。
これで中国版HUAWEIアカウントができました。
中国版でログインすると中国版のアプリ画面が出るはずです
パターン③の方はここまで。
中国版は文字盤数がだんちに多いのでコレでも楽しめます。
※ただし中国語版多し。
英語文字盤を選ばないと。
オリジナルアプリをカスタム
TaiChi作業の主な流れは
・TaiChi版アプリをCreate
・オリジナルアプリをUninstall
・TaiChi版アプリをインストール
・MultipleFaceを有効化
となります。
TaiChiもバージョンアップしますので、挙動が一部変わるかもしれませんが
大まかな流れは同じです。
自作文字盤用にアプリのカスタマイズをします。
パターン①の場合は文字盤変更用スマホで実施します
※事前に通常のアプリはインストールすること
TaiChiを起動して、右下のボタンをタップ
「Create App」をタップ
1.「ヘルスケア」を探して、チェック
2.「CREATE」をタップ
TaiChi版アプリが作られるのでしばらく時間がかかります。
終了メッセージが出ます。
TaiChi版アプリはオリジナル版アプリと共存できないので
「オリジナル版アプリをアンインストールしてくれ」といわれます
「CONFIRM」をタップすると、そのままオリジナル版をアンインストールしてくれる場合があります
※バージョンによって挙動が違った記憶。
同じ要領で、「HMS Core(か、HUAWEI モバイルサービス)」のTaichi版アプリを作成します。
同じ様にアンインストールに進みます。
◎参考
場合によって、いろいろな状態になります
「Ready to install」は
Taichi版インストールできますよ状態
「Needing to uninstall~」は
オリジナル版のアンインストール待ち。
基本的にアプリの下にメッセージが出ているうちはまだやることが残ってますので、タップして進めます。
アプリ名をタップしていけばだいたい進みますが、動かないときはメニューから選んで実施します。
オレンジのメッセージが無くなったら、モジュールを有効にします
「Manage Modules」をタップ
「MultipleFaces」をチェックするだけ
「ヘルスケア」を起動して
文字盤右上の3dotメニューに
「ウォッチの文字盤をアップロード」が出ていれば成功!
自作文字盤導入
文字盤は事前にスマホにダウンロードするなり、PCでダウンロードして転送するなりしておきます。
では、文字盤アップロードですが、その前に。
アップロードでは文字盤の空いてる分だけ繰り返し登録してしまうようです。
それは無駄なので、まずは適当なフェイスで空きを埋めて、一ついらないものを消してからアップしましょう。
アプリ右上のメニューから「ウォッチの文字盤をアップロード」をタップ
ファイラーが開くので、アップしたい文字盤ファイル(.hwt)を選択して、インストールします。
スクショでは文字盤ファイルと文字盤画像が出ていますが、選ぶのは画像じゃない方(.hwt)です。
なお、自作文字盤はアプリの「文字盤」に名前は出ますが画像は出ません。(仕様上仕方ない)
GT2側ならだいたい見れます。
無事アップされると、自作文字盤が使えるようになります。
アップが終わったら①パターンの方はヘルスケアのデバイスから「ペアリングの解除」、通常使用スマホで再度ペアリングをすれば、通常版アプリで追加された文字盤が使えます
ファイルから直接GT2へアップされてから、アプリへ反映されるみたいで、タイムラグがあります。
GT2の画面から変更すると早いです。
また、不幸にも文字盤サイズ違いや文字盤のファイル不正、毒文字盤(GT2リセット行き)など不良品もあるので、その時は諦めましょう。
トラブルリカバリ
文字盤が消せない?!
文字盤自体はあるのに、たまにアプリの「文字盤」に表示されない文字盤があります。
自作文字盤だけでなく、中国語版の文字盤を導入後、日本アカウントで使う場合にもあります。
表示されないので選択もできないし、当然消せません。
※ただ、GT2本体での選択はできるので、変更しないならさほど困らない
対処としては…
- 日本語アカウントでログインしてると見えないものが多い。
中国アカウントに切り替えてみる。
ちなみに、アカウント切り替えるだけでは文字盤は消えません。 - 中国語アカウントでログインしてもアプリに表示されないときは・・・
残念、毒文字盤です。GT2自体をリセット(初期化)します。
取り込み済みのトレーニングデータなどはクラウドに有るので消えないと思いますが、GT2自体はまた一からセットアップになります。
アプリはそのままで大丈夫です(経験上)
Huaweiのサーバーと通信できない?!
アプリで左画面のようになり、いつまで立っても終わらない
あるいは右のように「サーバーエラー」になってしまう。
本当の通信エラーの場合もありますが、対処としては。
- アプリを再起動してみる
一時的な通信不良なら、そのうちなおります
ただ本当のところ、通信不良なのか異常(以下)なのかは、中の人でもないとわかりません。
とりあえず、我慢できるだけ放置して、それでだめなら以下。 - どれだけ待っても再起動しても直らないときは・・・
やっぱりGT2自体をリセット(初期化)になります。
アプリをイジる必要はないので、一旦リセットしてアップし直したほうが、待つより早いでしょう。
ちなみにカスタマーサポートに電話してもリセットしろと言われます。
(経験談、それで直りました・・・)
それから
時々アプリのアップデートが来ますが
普通にアップデート受け入れると、通常のインストーラか、Taichiか選べたので
試しにTaichiでアップデートインストールするとそのまま使えました
※アップデートはできて、文字盤のアップロードも可能。
ただ、いつまで使えるかもわかりませんし、個体差もあると思うので無保証。
もしかしたら、いちばん最初にTaiChi入れとけば、それで話し終わるんじゃ・・・ともおもったり。
そういえばHUAWEIのスマホだと自作文字盤がアップできないという噂も聞きますね
(こちらも未確認)