ノーマルだと本革巻ステアリング、なのだけど。
やっぱり細い・・・ちょっと握りにくい
乗り換えたときから思っていたものの、最近は慣れてきてこれもありかと思ってたのだけど。
ちょっとテカってきたり、こう暑いと汗で滑ってみたり。
やっぱりステアリング、もうちょっとなんとかしたな・・・と。
ふとステアリングカバーの情報があったので、ありがたく乗っかりました。
・・・正直、本皮ってそんないいか?・・・とかね。好きな人には悪いけど(独り言)。
目次
How to custom
モノの準備
今回使うステアリングカバー
いつものAliだけど、一度失敗しているので。。先人に教えてもらいました。
パンチングレザーにはなりますが、糸も黒でこれと言って特徴なし。
ノーマル風ですね。
実は前車でも最初は手縫いの本革カバーつけていて
その時は車につけたまま縫ったのだけど、なかなか大変。
ということで、今回は別のステアリングを調達して、カバーつけて交換することにする。
運良くヤフオクで調達できました。
軽く縫ってみます
まずはハンドルに被せて数日放置。
多少型がつくかと思ったんですが、サイズが結構ちゃんとしてたのであんまり意味はなかった。。
端面は白かったので、黒塗りしときます。
多少隙間が空いても、目立たないように粗かくしです
糸の長さも見たかったので、一回軽く縫ってみますが・・・
目の数は同じようですが、表裏で間隔が違うようでだんだん縫い目が歪になってくる。
写真だろと右の部分はほぼ斜め
ということで、こういうところも直しながら縫わないとだめですね
ちゃんと縫ってみます
一度糸を外して表裏で均等になるように縫っていきます。
斜めになってくるので、途中ところどころで目を詰めて縫い目を整えつつ
ここでは一気に締めないで、軽く縫って後で絞ります。
なお、説明書?だと先に位置を決めて両面テープで固定。
その後挟み込む部分を先に仕上げてから縫う手順のようですが、無視。
後で調整できなくなるので両面テープはここでは使わない。
目を詰めるにしても、均等にあまり目立たない部分で詰めていきます。
矢印のカーブがきつい内側とか、革の切り返し部分とかあたりで詰めて均等にします
できればしっかり縫いたかったので
一度仮縫いして長さ測ってから、糸を抜いて再度縫うっています。
針は1本しか入っていませんでしたので、別の針をつかって2本で端から縫っていきました
と、軽く書いてますが、実際は数回縫い直しています・・・
いろいろ調整とか
下部についてるステアリングバッジですが、カバーかけているので、キッチリはハマりません。
ただ、そう簡単に抜けてくることもなさそうです。
写真だと、一番手前部分はこれでハマっていますが、中の部分は浮いています。
パチンとは行きませんが一番奥?の裏側の爪はハマっているので、ここはもうこれで。
平面の革を立体物に巻くので、どうしても浮く部分は出てきます。
サイドのスイッチ部分の脇とかも浮いてたので締めてみたけど、余り変化なし。
一時的にはいい感じですがすぐに浮いてきます。
こういうところは、マニュアル通りなら両面テープ固定だとおもいます
少しでも密着を高めたかったので、ところどころ革は重ねて締め付けています
どうしても左右差やテンションのばらつきで左右均等には行かないです。
こちらの裏側は革部分をカバーできていない。。まぁ、裏なので見えませんが。。
反対側はいい感じの位置に収まっています
こういうところもシワよっちゃいますね。
まぁ、これぐらいは許容範囲。
仕上げ
地が革の部分は両面テープ貼りたくなかったので
ウレタン(なのか?)の上に被っているカバーの端だけ両面で固定してます。
糸は完全に縛らず、ふわっと固定。
純正もそんな感じで、外側からぶっ刺して留めてるよう。
カバーの端面の最終部分(カバーのレザー部分)で何重かガッチリ糸をとおして固定
余った糸は適当な長さで切って適当固定。
浮いてるステアリングバッジは、とりあえず隙間にカッティング貼っときました
カバー付きステアリング完成。
さて交換です。
エアバック部分取り外し
新旧比較
色が変わらないので、ぱっと見同じにしか見えないです
今ついているステアリングバッジは、穴開きではないので交換したら隙間目立たなくはなりそう
気が向いたら換装するかも。
交換手順はネットの情報通り。本当に助かります。
ステアリング交換は、ほぼここだけが山場な感じ。
ハンドルを90度回して、エンジン停止。
エアバッグは爪で止まっているだけです。
裏側のこの部分がばねになっているので、ハンドル内側に向かって押すと外れます。
スマホの自撮りにしてカメラで裏側から確認しながら作業。これもネット情報で。
ミラーとかでもいいと思います。
片側はずれた図
流石にバネはキツめですが、きちんと工具差し込んで、テコの原理を使えばコツで外れます
反対側も同じ感じで外していきます
裏側
この位置に差し込んで押し下げます
こんな物があると最適です。
これは柄がバキバキになって放置されていたマイナスドライバー
これ以上長いとメーターに当たりそうになりますが、ある程度長さがないと作業できないジレンマ。
作業あるあるです
両側の爪が外れるとごそっと外れます。
ここで、エアバック暴発回避で、バッテリーのマイナスを外しましょう
・・・といいつつ、奥側の元コネクタが簡単に外れたので、私はそのまま作業してしまいました。
良い子は真似しちゃだめですよ。
黄色のコネクタに白いロックが入っているので、
白い部分を手前に引いてロックを外し、爪を外すと抜けます。
あとは左のステアリングスイッチに繋がってるコネクタ
ここは留めがないので刺さっているだけです。
その分固定は固めですが引っ張れば外れます
これが取れれば、エアバック部分は外れます。
矢印部分がエアバックの留めのバネ
交換だったら事前に硬さと方向を確認しておくとベターです
ステアリング交換
あとはネジ外したらステアリングとれます。
トリプルスクエアのM12という特殊工具が必要です
外す前にセンターに、一応線を引いておきました
固定はそれほど固くないですが、緩み止めに青いチョークがついています
ネジを外すと、軸には上側にセンターの刻印がありました
これは改良なのかな。
左には位置決めのピンが見えます
ステアリングはつくようにしか付きません。
センターを合わせて位置決めしたら、ネジ止めしておわり
トルクは見ていませんが手締めでいいと思います
あとはステアリングスイッチやホーンを戻したら終了。
ケーブル類はすべて固定できるよう留める場所があるので、固定して戻します
交換完了。
図が交換前とほとんど変わらない・・
完成。

これがノーマルです。。。と言い切ってもわからないかも
まぁ、細かいところは色々と粗もありますが、コスパからして最高ですね。
できればガングリップほしいけど、社外ステアリングはどれもいまいちな感じ。
カーボンも余り使わないことにしているので、これでいいかな。
ただ、カバーがついた分太くなっていいですね
手触りもサラッとしてベタつかないので、とても快適です
運転しやすくなりましたが、もうこれが普通になってしまいました
Parts and tools
不明(Ali) ハンドソーイングカバー
一度Aliでステアリングカバー買ったのですが、カラーは間違うわ、問合せても高飛車でくるわで…もう買えないなと諦めていましたが。。
実績ある方にアドバイスもらって、購入。
値段は値下がりしていたんでしょうか。
購入時1,668でした。
思ってたよりもできが良く、サイズも結構ぴったりです。皮も柔らかくで縫いやすいし手触りもいい。
これはいいものですね。手間はかかりますが。。
VW / フォルクスワーゲン純正 ザ・ビートルターボ 純正パドル付ステアリング
ステアリングカバーを装着するドナー用に購入。
カバーの縫い上げは一気にできないけど、ステアリング外しておくわけにも行かないので、ヤフオクで購入。
運よくハンドルスイッチ類も一式ついているものがありました。
ホーンボタンはありますが、裏側のインフレータ?はないので、ここは今のを使うことに。
細かい傷とか経年劣化はある感じですが全体的に質もよく、カバーかける前提なので特に問題なし。
多少お金はかかりましたが、社外ステアリング買うよりは安く上がりました。
AP 3/8DR トリプルスクエアビットセット (7点組)
どうも簡単に外されたくないところはトリプルスクエアみたいですね。
ドアロック以外にもステアリングとかシートレールとかでも使うみたいだったのでセットで購入。
https://www.astro-p.co.jp/i/2002000026811
アストロプロダクツ
https://www.astro-p.co.jp/
いつもたすかります。
うちは店舗で買いましたが通販もあり。