輸入車は電装系を弄ると色々警告灯がつくとかなんとか。
そんな噂を耳にしてはいたが、情報も少ないしドイツ人の中の人もVWJの人も教えてくれるとも思えないので。
バッテリーから直で配線して電源を作ったほうがいいんじゃない?と
それだったら車体の動作には影響なく連動できそう。
ということで、とりあえずバッテリーから直で配線持ってくることに。
よくあるサブウーファーつける時にやるバッ直ですが、ザビではどういう作業になるのか?
勝手が違うのでドキドキしますねぇ。。
目次
How to custom
構想x日
前にデジタルミラーつけた時に、グローブボックス奥に見かけたこのグロメット
ここの隔壁って向こう側エンジンルームだよね?と
これ使えるんじゃないかなと。
なに用かわかりませんが、とりあえず使ってなさそう。
手で外そうとしたけど、室内側には外れそうになかったので、その時は一旦スルー
多分、この辺のどこかに出ると思うんですが。
ちょっとエンジンルームの内張り(?)はずしたぐらいではわからず。
定番の運転席側の穴は見えたけど、使うケーブルが前車からの移植で若干短くなっているので、できれば最短距離で通したい。
多分、色々配線まとめるのは助手席側しか場所がないと思うし・・・と構想。
調査と作業準備
とりあえず、探るためにこの辺のネジ?と言うかストッパーというか外します
手でも回りますが、精密ドライバーなどの細いものがあると作業がしやすいです
手でやると手が痛くなります。。
ワイパーカウル(ワイパーついてるとこのフタ)にグロメットがあったので、ワイパーカウル外して中みてみます。
ここのところの金具を外すと簡単に中が覗けました。手で外れます。
ワイパーカウルも中央で分割式になっているので作業はしやすかったですね
全然思っていた高さにグロメットがなかったけど・・・水受け奥にグロメットがあったので、もしかしてこれ?
とはいえ、はげしく高さが違う気がするけど、室内から見るのとエンジンルーム内ではいまいち高さの対応がわからないし。
まさかとおもいつつ、中からグロメット押してみてもらうと、もっこりしたのでコレですね。
中から見るのとでは、かなり感覚が違いますね
グロメットはずすと、室内が見えました。
高い位置にあるので配線は通しやすいです
バッテリーターミナルのネジがね・・・
バッ直線をつけるので、バッテリーターミナルのネジを交換します・・・と
サクッと書いてますが、実はもともとついてたネジがねじ切れてしまいました。
国産車だとナットが外れるのですが、どうやらVW仕様では外れないのが正解らしい
緩めていくと途中から回らなくなるので、そこでストップすればよかったんですが。
一旦外してからつけ直そうと、強引に抜いていったら完全に噛んでしまい・・・
まぁ、外れないようにしてあるんだから、当たり前ですよね。
確かにナットの脱落防止には有効な設計です。
バッテリー交換の時になくなったらどうしようもないですからね。
VWの聡明な設計に逆らった罰です
ターミナル外したら養生しておきましょう。
こんな感じですね・・・
まぁ、破損したのがネジだけで良かったです
ターミナル側破損したらハーネスから交換でしょうね。
不幸中の幸いでした
良い子は真似しないで、挟むぐらいがいいと思います。
たまたま、お手伝いしてくれた神が(何故か?)予備を持っていたので、交換対応できました。まさに神。
純正のネジ(ネジにまでVWマークはいってる)は交換になってしまいましたが、結果的には使いやすくなりました。ただ、ネジの脱落には注意ですね。
かなり萎えましたが、気を取り直して続けましょう。
バッ直配線を通します
配線とおすグロメットにケーブル分穴を開けます
配線より若干小さめに開けるのがベストかなと。
材質がゴムなのかプラなのかよくわからない複合素材?
穴だけ開けて強引に指す手もありますが(穴あけ部分の密着度は高くなるはず)変な変形するのも嫌なので、ちゃんと穴部分切り取ります。
デザインナイフがあると作業しやすいです
こんな感じでケーブルとグロメットを通していきます。
ここは、特に難しいところもなし
車体側の隔壁あたりは水がかぶった跡とかもなくホコリがかぶってましたが、水受けの中ですから一応防水対策
ケーブルにブチルテープを巻き付けて太くしておきます
水の侵入防止と合わせて、室内側に引き込まれないようにしておきます。
グロメットつけるとこんな感じです
奥のグロメットのところにブチルが巻いてあります
水受け内のケーブルは下にたるませておきます。これも水の侵入防止
異音防止で適当に止めておきます
エンジンルーム側仕上げ
ヒューズケースは一旦ターミナルに仮固定
最終的にはバッテリーケースつけた時に考えます。
ケーブルはターミナルのネジと共締めしますが、ターミナルのネジが前上がりになっているので上につけるとカバーが締まりません。下側から回して固定しました。
一応この配線でもターミナルの上とバッテリー端子の上面がツライチぐらいになります
というか、最初そこツライチになっていたのですが、マニュアル見ると置くまで挿して固定になってました
まぁ、緩まないように固定してOKです。これでカバーも浮きません
配線はこのあたりから入れてます。エンジンルームなのでコルゲートを巻いて仕上げ
あとは外した内張りとワイパーカウルを復旧して、エンジンルーム終了。
バッテリー外した後の儀式があります。
ナビの登録とかは消えませんでしたが、時刻とかトリップとかは消えますね。
室内側仕上げて、一旦ここまで。
室内はこの位置から配線が出てきます。非常に見やすいです
思えば室内側にもブチル巻いておけばよかったなと。
オリジナルの端子を切ってしまっているので、ギボシで作成。
配線が太いので少し広げて通したあと、半田あげしておきます
端子指した状態で作業しているのは、あまり半田もりすぎると端子が刺さらない、という事態になるので。
ということで、これは一度失敗したあとの完成版です
カバーかぶせて終了
オリジナルのカバーとは違いますが、絶縁できて抜けなければ良しです。
前車では丸端子に付け替えて分岐用のターミナルに接続していましたが、これより配線太いと、このギボシは使えないですね。
コレで室内に配線来たので、車内のリレー関係は、また別日に頑張ります
Parts and tools
エーモン(AODEA) リレー付電源ケーブル

写真は前車購入時のもの、流用して使います。
max30A仕様
配線、リレー、スローブローヒューズのセットです
バッ直配線はリレーに行くとともに、他に2つ分岐
リレー出力も 2つ分岐 しています。
エーモン想定ではリレーをACCで稼働させてBATとACC電源をバッ直するものですね。
リレーはもうちょっと小型化してほしかったです
リレーの金具は使わないので外して使います
購入時価格 3,360 円