デジタルインナーミラー&ドライブレコーダーを付けてみます。いわゆるミラレコ
これ使い慣れると便利でやめられない。。ということで導入。
進歩が早いので、前車の流用はしないで新規購入して取り付け。
カメラもフロントカメラも別体式にしたのでかなり取り付けの自由度が高くなります。
ドアミラーの視界が狭い(とおもう)ビートルですが、デジタルミラーつけるとリアの視界が広がり、だいぶ助けられます。
目次
How to custom
事前確認
ビートルのミラーは結構上についている感じだったので、取り付けて大丈夫か?みてみます
まぁ、市販品ですし大丈夫ですが、あまり余裕はないですね。
よく言えばきっちり付きそうです
ミラー裏側は都合よくレインセンサー関係の配線が通ってそうな配線ガイド的なものがあります
これは配線をまとめるのに好都合。
まとめたときのノイズ誤動作とかも気になったりするが・・・今は考えないでおこう。
リア周りのバラシと配線
取り付けるカメラは前後二個
リアまわりはカメラだけなのでこっちからいってみます
まずは中間地点になるBピラーを外します。
前回の後席ルームランプ増設のときに右側外してるので、構造は同じ。
下を外して下に引き抜く、みたいな感じ
上のストラップ部分は、メクラ蓋を外してT20のトルクスでネジ外していきます
ストラップが取れるともう一個T20があるので外し。
その後は前側の①辺りから内張り剥がしとかで外していきます。
事前に養生も忘れずに。
後ろ側はピンとかが噛んでるのでちょっと力いります。
ビラーのカバーが外れたら、下に引くと割に簡単に外れます
外れるとこんな感じ
シートベルトも高さ調整もないのでシンプルな構造です
配線通しで蛇腹の穴からBピラーまで配線通しでカメラのケーブルを通します
ついでにここもタコ糸で導線通しておきます
タコ糸にカメラケーブルを結んで蛇腹まで通します
うちは導線通しとカメラ取り付けを別日にやったのでこうなってますが、普通は配線通しでケーブル通せばOK付だと思います
とはいえ、導線残しておくのは今後役に立ち
蛇腹はサイドの爪一箇所で外れます
ここまでカメラケーブルが来たら、ここも前回通しておいた導線に繋ぎ変えてハッチの中までケーブルを通します
なお、リバース連動の機能は使えますが、今回は接続してません。リアカメラ位置的に画角が変わったところで、ウイングでほぼ見えなくなるし、ナビにもバックカメラがあるので。
必要なら手で画角変えられるし、気になれば配線します。
左Aピラーのバラシと配線
ハッチ~Bピラーまでケーブルを通したので、前まで持ってきます
Aピラーも右とほぼ構造同じですが、中に配線が入ってます
○辺りから内装剥がしで上部を外し、隙間からマイナスドライバーとラジペンで金具を外します
結局外すには金具とカバーを分離するのが早そうです。
金具は外して、こちらも返しを潰しておきます
BピラーからAピラーの間は両方外れてれば、簡単にケーブル通せます
グローブボックス外し
とりあえず電源はシガーから取るので、左Aピラーからグローブボックス裏を通して落とします。
グローブボックスは上に3か所、下に2か所のT20で固定されていますので、外します。
グローブボックスにはETCとUSBと映像入力のケーブルが来ています。
コネクタを全部外してグローブボックス分離。
裏には位置合わせっぽいピンが付いてますね
・・・なんとも。
雑なのか何なのか。。
まぁ、こういうものだと思っておきましょう。
とりあえず電源確保
色々外すと結構スカスカです
下から照らすといとも簡単にケーブル通せます
あまりにスカスカでケーブル置く場所もないので、このパイプ周りにケーブル這わせておきます
シガー部分はセンターコンソール脇に出しておきます。
電源はとりあえずシガーソケットに挿してますが、そのうち裏側で分岐にでも変更予定。
個人的にはヒューズボックスから直で電源取るのは好きじゃない。。
ミラー周り配線
一番面倒なミラー周りにいきます。
とりあえずルームランプユニットと、取り付けてあるフレームを外します
それぞれT20のトルクスで外れます
前を覗いてみると内張りとフロントガラスはかなり緩めで、光が漏れるぐらいには隙間が空いてます
ここのところは配線通しやすそう、なのですが。。。
内張りの裏、天井裏ですが
バイザーの根元あたりの位置に梁のようにフレームが這ってます
ここで天井内張りと接触して固定されているので、ここをケーブルとおすのはあまり得策ではない。。
というか、GPSとかの細いケーブルならまだ行けそうだが、一番どうにかしたいカメラケーブルは全然通りません
あんまり無理すると天井を痛めそうなので、ここは諦めて別ルート取り回します
とりあえず、ミラーの右側にフロントカメラケーブル、左に電源とGPSとのケーブルを通していきます。
ケーブルは穴から引き出し、一旦中央に揃えます
電源とGPSはAピラーの既設ハーネスに這わせて下に持ってきます・・・ですが
この固定だとAピラーのカバーが戻りませんでした。。
ピラー裏にハーネスと合うようにリブがあって、余裕が無いので追加ケーブルを噛んでしまいます
結果ピラー戻せないので、ここは後で変更。
リアカメラからのケーブルは10mあるので半分以上余ります
助手席のバイザー上の天井裏に隠すので、長さを合わせて束ねておきます
面倒なカメラ配線を通していきます
このデジタルミラー、ミラーのカメラ端子は1つで、分岐してフロントとリアにカメラを付ける構造
ミラー周りの配線を減らしていますが、その分1本のケーブルが太くなって通しづらいという。。。
仕上がれば見える配線は少し減りますが、作業しづらいのでいいのか悪いのかわからない。
前車だとここに梁とかはなかったので、車の個体差か。
一旦カメラの配線を左まで持ってきて、ここで接続して前側に這わせていきます
接続部は緩めで、引っ張ると抜けそうなのでテープで巻いておきます
ケーブル接続して左から真ん中までずらして入れていきます
ケーブル全部通ったら、センサーの支柱に仮留め
ミラーと接続して動作確認。
大丈夫そうです
いろいろいじってたら、支柱の根本のカバーが取れました
簡単に抜けたので、最初からはずしたら作業楽だったかも
前後カメラ取り付け
配線ほど面倒ではないけど、気を使うのがカメラの貼り付け
このカメラは縦位置は360度回るので後でどうにでもなりますが、水平を取っておかないと画像が斜めになってしまいます
これはミラーを稼働させて画像が水平になるように、見ながら貼り付けます
しかし、灰色の両面テープは目立つ。。。そのうちクリアのテープで張り直します。たぶん。
リアカメラはこの位置、リアハッチの一番上
カメラレンズが中央に来るように位置決めしましたが、ガラスが湾曲しているせいか画像で合わせると、斜めになってます。
ちょっと見た目気持ち悪いので、貼付け部分を中央にしたほうが良かったかも。その分位置は右になりますが
リアはいずれフィルム貼るときにやり直すので、そのときまた考えます
整線と内装とか戻し
これで一通り配線終わったので、フロントの天井裏配線も整えておきます
ミラーにいく方は配線が出てこないようインシュロックで軽く留めておきます
前に書いたAピラー内の配線
ハーネスに這わせるのはやめ、このあたりの位置で固定します
固定金具がなくなったので、一旦テープで貼り付け。
ここも後で修正します・・・
中央部分は支柱にまとめてインシュロックで固定
後で取り外せるタイプをつかっています
コルゲートまいてみましたが、やってみたら余計にゴツくなったんでボツ。
まあまあ整ったので、これでOKにします。
気になればその時考えます。
完成。
ということでやっと完成
平日に時間見てこまごまやっていたので数日かかりました。まとまった時間があれば、そうかからないとは思います
リア画像は前使ってたものよりも綺麗ですが、時計とか他の書体や配置がイマイチ好みじゃない・・・
リアハッチとカメラとの位置関係のせいか、中央にトノカバー上が写り込みます。
早いとこリアにフィルム貼りたい。。
フロントカメラのほうが画像がきれいです
コントラスト強めになっているのか、メリハリの効いた画像です。
変にコストカットせず、多少値段上がってもいいのでリアも同じカメラ使ってほしい。
試運転。外から見るとこんな感じ
デジタルミラーは距離がつかみにくいとか言われますが、私は最初だけで慣れの問題だと思います
それよりもリアの視界が広く映るメリットのほうが断然勝ちますね。
サイドミラーに映らない範囲まで確認できるので助かります。
夜の画像も明るく映るのでかなり見やすいです
Parts and tools
デジタルインナーミラー&ドライブレコーダー
PORMIDO PRD60C
名前長いのか、世間ではミラレコと呼ばれたり。
もとが大陸製のせいか、やたらと付属品が多い
リアケーブルは普通車用とミニバン用みたいに長さが選べるといいけど、短いとそれはそれで文句言うやつがいるんだろうな。。
インターフェイス部分
商品説明にもあるが、手前が配線を隠すように上に張り出しているので、頻繁にSDカードを取り出す人には向かない
左からカメラ、GPS、SDスロット、電源
ケーブルも上にはみ出さないよう、全部L型プラグ採用
それならGPSももうちょっとなんとかならんかな、と思うがそこまでは贅沢なのか。
かぶせ型なので実際取り付けると、ここの裏にもとのミラーがくるので、あまり気にはなりません
カメラと電源は配線の角度がこれで固定、配線は一旦外に回り込む形になります
後に向かってL型でもいいような。
画像は結構きれい
配線も正面からは見えなくなります
室内専用カメラはリバース連動がないと書かれていましたが、使えました。
エーモン(amon) 配線ガイド
配線通しの定番的工具(だと思う)
これ一本あるだけで結構効率的になるが、黄色いゴムキャップは早々に取れる。
うちはブチルと配線テープで巻いて補修して使ってるが、そっちのほうが使える気がする。