
窓ガラスの下についているゴム、ウェザーストリップですが
とうとう劣化して切れてきました。
洗車時に強くこすってしまっていたのかも。
というわけで、交換しないと雨がじゃんじゃん(というほどはないとおもうけど)入ってきてしまうので交換します。
目次
作業手順
まずは考察。

このウェザーストリップはもう白くなっちゃっていて、洗車時はいつもシリコンオイル塗布。
交換すれば復活するのはわかっているけど、フロントだけ交換すれば当然こんな色違い。
※写真は交換中のサンプル。
となるとスライドドアのも同時交換しないと、逆に劣化しているのが目立っちゃう。

ところがスライドの、①ウェザーストリップを外すには・・・
②のモールも外さないとダメ、当然交換。
モールを取るには③のバイザーも外さなきゃダメ、しかしここは再利用したい。
結局、モール関係は全交換、バイザーも外さないと、というその作業がこの記事のメイン。
ゴム類も交換すればやっぱり部品代もそれなりにかかっちゃうけど(2万ぐらい)
まだ乗り換えも具体案ないし、その値段で車は買えないので腹くくって交換します。
バイザーのグロメットを外す、けど・・

バイザーは両面テープとグロメットで留まっているので、まずはグロメットを外すわけですが。。。
構造は大体想像はつく、車体に使ってるよくあるクリップと同じ構造
グロメットの枠を通しておいて、センター部分を押し込むと先が広がって抜けなくなるアレ
となれば中心部分を引き抜けばいいわけですが、この小ささと劣化なのかホコリなのか、そう簡単に抜けない。

とグリグリやってると、とれた!とおもったら上部が破損・・・
幸いとれた上部は発見された
そして、これじゃ固定できなくなるかと思ったら、上はなくても固定できる構造。
しかし、これをどうやって抜くのか?。。。と
ここは一旦諦めて、他のところにかかると(4箇所あり)偶然にもはずれた!
と思ったら、今度はとれたのはバイザー裏側のゴム部分。
またも破損かと思いきや、破損なしで外れてる
で、裏から構造が見えるので確認してみると。

写真撮れてないので、図を書いてみました
構造は想像通り、グロメットを押し込むと先の割部分が広がって止まるという構造だが、CRCを吹いてじわっと抜き取ると、裏のゴムが外れる
ゴムさえ外れれば、グロメットのセンター部分が裏から押せるので破損なく撤去できました。
破損したやつも、裏からアクセスして、それ以上は破損無しで救出。
再利用もできそう
ということで、バイザーをはずす場合があれば、裏から外すのが正解っぽい
ここまでで、バイザーとステーが分離できます
バイザーの両面テープ部分を剥がす


バイザーはぐるっと一周、両面テープでがっちり接着されてます
ここは外向きにテンションかけておいて、カッター差し込んで慎重に両面テープをカットしていきます。


はい、バイザーはずれました
例によっていつも掃除できないところは激しく汚いです
ここはさほどでもないか
ステーは外す必要もないので、そのままにしておきます
両面テープの残骸除去

車体やバイザーに残った両面テープを剥がしてキレイにします・・・というと一言で終わりですが
この工程が一番体力も時間も使います。
かなり両面テープが頑固&劣化してるので大変
パーツクリーナーなどで溶かすのも限界があるので、まずは物理的にゴリゴリ剥がし、できるだけノリ部分も取ってからパーツクリーナーで仕上げる感じで
熱中しすぎて傷をつけないように注意です

剥がしたバイザーも再利用するので両面テープ除去
こちらは室内で気長に作業します
とはいえ、バイザーは更に気を使う
パーツクリーナーを使いすぎると黒部分のペイントまで薄くなってくるので、できるだけ物理除去をがんばります。
両面の基質をはぎ取ったら、ノリ部分を割り箸と爪楊枝で丹念に落としてから、最後にパーツクリーナーで掃除するぐらいまで。
それでも色が落ちたところは、裏からマジックで塗ってカバー
ここまでやっておくと、次回ウェザーストリップ類の交換ができます。
使ったもの。
KURE スーパー5-56

いわずとしれたCRC(あるいは556)
別にこれでなくても、潤滑剤なら何でもいいと思いますが、手元にこれがあった、というだけ。
すでに、クルマイジリする人の標準装備品でしょう
KURE パーツクリーナー

これも、とくにKUREでも何でもいいでしょう
パーツクリーナー、シリコンオフ、ブレーキクリーナー。。。などなど、同じ系統なら何でも。