定番のアーシングキットをつけてみました
定番でないのは電流センサ回避銅板。
今回はまだ試作品でしたが、ちょっと手直しだけで取付できたので、この仕様でよさそうです。
目次
How to custom
こちらがアーシングキット
キットにはターミナルも付いていますがそれは使わずに、回避用銅板使用。
アーシングケーブル7本、あとはネジ、セッテンNo.1がおまけ。
まずはマイナスターミナルを外して、銅板を組んでみます。
みてのとおり結構厚手ですが、長いので重量対策?というかぶらぶらしないようには考えないといかんです。
と・・・やってておもったんですが。
この電流センサって形状的に磁束密度から電流値を計測してるんじゃなかろうか?
ということは、中心の部材に合わせてセンサーつくってあったり調整されてる?
中心の部材を変えてしまうわけで、これで計測はちゃんとできるのか??
まぁそんな、自爆的な考えもよぎりましたが、ここはトヨタの中の人でもないとわかんないですよね。
気にはなるけどスルーして続きをすすめます。
だれかわかれば教えてください
取付はECUの付け根とか、ボデーのアースポイント2箇所
エンジンブロック2箇所とダイレクトイグニッションの取付に2箇所
特に、この写真の2箇所はゆるみどめ付きのようで外しにくい。
ECUの固定部と奥の方のアースポイントです。
このへんは説明書通りです。
それから写真下のエアクリの脇のアースポイントは狭くて超作業しづらいです。ラチェットも超窮屈。
ちなみにここにつけるケーブルを銅板の端にして、重量の保持にも使ってます
エンジンブロック以外の3本をまずは手締めでとりつけ
位置とかとりまわしを決めてから本締めします。
さっきのアースポイントからのケーブルは奥のハーネス裏を回して銅板の端に接続、最終的にハーネス束とタイラップでとめて銅板の保持にも一役かってもらいます。
あとはエンジンブロック周りもケーブルを配線
ただ、ダイレクトイグニッションの4番とエンジンブロック向かって右側のケーブルは長さの関係上入れ換えました。
やっぱりターミナルの位置がちがうので、取付は多少工夫します。
写真下段が取付部拡大、こんな感じになります。
もともとのマイナス端子のケーブルは銅板の根元のところに取り付けてます(別途ネジ必要)
また、付属のターミナル用のネジは短いので、長い物に交換しています
配線周りをタイラップで固定、整線して終了。
何だかんだで試行錯誤しながらやってたので時間がかかりました。
作業時間は考えてる時間抜いて取付だけなら1時間ぐらいです。
あと、もともとのケーブル取付の端子が一つまちがってったので、穴径を大きくして対応しました。
エンジンカバーももとに戻して完成
かっこはいいですが、これだとエアクリの交換はちょっと面倒そうです。
まぁ、そうそう変えないので、そのときはケーブルだけ外せば問題なし。
で、効果ですが。
残念ながら走り的にはあまり変化を感じません。
前車でも、いろいろと実験してみましたが、たぶん変化はあってもすくないのでは?とおもってます。
ECUリセット後のイコールコンディションでの比較などもしましたが、誤差範囲か気のせい程度で、明確に何か効果が体感できることはなかったです。
ただ、今回は装着後カーステの音に変化があった感じで、高音も低音も音量大きくなったみたい。音量をすこしおとしました
全体的に音がクリアになった様な。
劇的な変化とはいきませんが、多少はなにか効果もあるようです
悪いものではないとおもうので、これはこれでいいかなと。
エンジンルームも多少は華やかになりました
ついでに余剰品のフェライトコアつけてみました。
アーシングケーブル9個、オルタにも1個
大きいのはパワーハーネス用で、アーシングケーブルには小型のにしました。オルタは中型ぐらいか。
ケーブルは7本ですが、ながいとこは2個つけてみました
特に変化はなさそうですが、気分的な問題かな。
落ちないようにタイラップで締めときます。
Parts and tools
Kai Power 7P ダイレクトアーシングKIT
ヤフオクでよく出てる7ポイントのアーシングキットです。
ターミナルとアーシングケーブル、取付のネジやタイラップなど一式以外にノイズフィルター、マフラーアース、キーホルダーなどオマケが付いてきて、お得だとはおもいます。
ターミナルはキットのものはバッテリー端子からとるようになっていますが、これだと電流センサを通らなくなってしまうので、アーシングしても電流センサを通るよう回避用の銅板をつかって取り付けました。
アーシングの効果についてはいろいろといわれていますが、今回走りに関連してはあまり変化がわからず。
ただ、装着後カーステの音が高音低音ともよく出るようになり、全体的にクリアになった気がします。なので、ボリュームを1つおとしてます。
殺風景なエンジンルームが、なんかつけてます、って感じになったのでよいかと
購入時価格 6,930 円
ワンオフ 電流センサ回避用銅板
市販のアーシングキットをつけるための電流センサ回避用銅板です
ZRRはバッテリーのマイナス端子に電流センサが付いているので、ダイレクトにアーシングケーブルつなぐより、センサーとおした方がいいらしい。
バッテリーターミナル周りが狭いので、上側に位置を変更して取付予定。
5mm厚の銅板なので、ねじ類は長さが足らなくなるので別途購入する必要あり。
長いので、バーのしなりと、重量が気になったが
この厚さなら、しなることはなさそう。
重量はそのままだと負荷がターミナルに集中するが
かといって、はずれるほどではない感じ。
ケーブルの取付時にとりまわしを考えれば充分回避できるとおもいます。
東洋ドライルーブ SETTEN No.1
これがなにかわかる人はマニアか業界人か
接点復活剤です。
パソコン用で電気接点に塗って端子を復活させたりするものですが、電気接点全般に使える感じです。
ダイアモンド粒子とかはいってて、劣化してる接点とかには結構使ってます。
車関係では、オーディオ系のSP接続のギボシとかにもつかったけど、良くなった気がする。
まぁ、おまじない的に塗ってます。
価格は大体ですが、地味に高いです
購入価格 5,000 円