
マップランプが加工できるまでばらせたので、加工をしていきます。
目次
How to custom

ここで仕組みの解説。
CTYはカーテシです。
センターの回路はこんな回路になっているので、
マップランプとセンターランプ間ににダイオードでバイパスの配線をかませます。
ちなみに配線色に合わせて回路引いてますので、色が紛らわしいですが、白が常時電源、黄色がGND、赤がカーテシなので注意してください。

マップランプのユニットはこんな感じになってます
BAT>ランプ>スイッチ>GNDで電気が流れます
カーテシの線も通ってはいますが、通ってるだけで使われていません。
緑矢印の部分が配線をつなぐポイントです

加工してしまう手もあるのですが、元に戻せないのはいやだったので、LEDの足の切れ端で引き出し線を作ります。
マップランプはこんな感じで挟みます。
狭いのでやりづらいですが、ちょっと端子を押して浮かせて作業します。
やりすぎると破損しそうなのでほどほどに。

センターのユニットはこんな感じの構造です。
BAT>ランプ>スイッチ>GNDかCTYの切り替えで電気が流れます。
同じく緑矢印が配線のポイントです

ここも端子をちょっと浮かせて、裏側に挟んで絡めています。
半田付けするより接触しますが復旧できなくなるのは困るので。
これで十分接触してます。

あとは引き出した線に配線をハンダ付けしていきます。
反対側はギボシのメスにしておきます。
一応安全を考えて、車体からの引き出し線はぜんぶメス端子にしています。
もともとは3線フラットの配線が挟まっていますが、配線が出せる余裕があるのでそこから引き出します。

引き出し線の中間にダイオードを入れるので、ここも作ります。
ダイオードが品切れで、いろいろほかの部品を流用したので配線色がバラバラ…
どちらもオス端子なので収縮チューブを入れるとダイオードの方向がわからなくなります。で、マイナス側に収縮チューブを二重にして目印をつけておきました。(右がマイナス側になってます)
工作は以上で終了、車体に持ち込んで設置します。

マップランプです。
もともとの配線に型がついてると思うので戻すだけですが、方向には注意します。
スイッチ側がカーテシの赤線入りの配線です。
出来たら元通りカバーをはめていきます

センター部分もおなじ感じ戻します。
追加配線も元の配線と同じように型をつけておくと、カバーがつけやすいです。

これで配線終了。
いったんこの段階でテストして、確認してOKなら戻していきます。

センターランプのユニットに配線と部品を戻していきます。
戻すとこんな感じの部品配置になります。
あとは車体に戻して、ランプやレンズを戻していきます。
サイドの動くひかっけ部分は、斜めにして内張に入れてから、下からマイナスドライバーで戻します。

納めたら作業終了です。
これで…
ドアOPEN(カーテシ):3箇所とも点灯
センターON:3箇所とも点灯
マップランプは押した方だけ点きますので元通り
やっぱり、LED、全部一度につくとかなり明るいですね
ちなみにこの方法だと純正のままの電球でも理論的には可能ですが
ECUに流れる電流が増えて故障する可能性があるかもしれませんので、あまりお勧めしません。
自作以外の市販LEDとかの場合は電流値に気をつければ大丈夫だと思いますが、むやみにやるのはやっぱりお勧めできません。
ちなみに、もともとのセンター部分の電球は8Wなので計算値666mAぐらい。
うちのルームランプは30mA×5回路が3箇所になるので450mAです。
常套句ですが、弄りは自己責任で。。