
LEDの点灯テストをしていたら、作ってしまいました・・
私は車中泊のときに長時間つけることが多いので、発熱と電力対策がメイン。
白色だと車中泊時の長時間は目に優しくないので、電球色のフラットFLUX(LED)×15発仕様で作成しました。
目次
How to custom

まずは部品です
フラットFLUX 電球色×15個
CRD E-103 10mA×10個 (抵抗でも可)
スイッチングダイオード 1N4148 ×5個
ユニバーサル基板 ICB-293×1枚
両口金セット 10×31mm ×1個
イメチェンシート×1(ダイソー)

部品配置はこんな感じで、LED3発で1セット×5回路です
向かって上側がプラスで、LEDの脇に2つずつ有るのがCRD。
下側がマイナス側で、逆流防止にダイオードが安かったんで入れてみました
それから、パターンの関係でLED間の配線は表面をとおして実装します。
基板はすでにサイズに合わせて切れてますが、
この上にイメチェンシートを貼って部品位置に穴あけしていきます。

イメチェンシートを張って、部品を載せるとこんな感じになります
LEDの間を縦に通しているのが表の配線。
LEDのの足と同じ穴に通して裏で半田で止めます
ちなみにイメチェンシートは電気を通さないことを事前に確認。
たまにアルミが使ってあるものだとショートします。
これを、裏面でハンダ付けしていきます
部品の足は裏返したときに落ちないように、若干広げておくと良いでしょう。

一旦ハンダ付けが完成。
久々の回路ハンダでしたが、まあまあのできかと。
裏のこの横向きの配線に電極をつけるので、縦に通せないのですね。
あとは口金つけて完成、とおもったのですが。
ここでルームライトにフィッティングしてみると・・・はまらない。
というのは、ラゲッジ上の3rdのルームライトは厚みが薄く、余裕がありません。
それも考えてフラットFLUXで作成したのですが、これでもはまりませんでした。
はんだ付け前にチェックしておけばよかった。。
しかたないので、FLUXをもっと基板に密着させて、薄くしないといけないですね。発熱とかが心配ですが・・・

やり直すので、一旦ハンダを剥がしてLED全剥がし。
これがフラットFLUXですが、足のところに高さを稼ぐように止めがついています。(写真だと向かって右側の足)
ちょっとリスキーですが、この足の止めを削って基盤に密着できるようにします。
向かって左が削ったところ。爪切りを使うと作業がやりやすいです
バリが残ったら軽くやすって落としておきましょう。
ちまちまと削ったら、元通りの配置で基盤に密着させて、再度ハンダ付け。

これでやっと後ろの口金をつけルところまで来ました。
取り付け位置は車体の部品に合わせて中央。
厚みが厳しいぐらいなので、固定ははさむだけで移動しないぐらいぴったりですが、一応クッションテープで固定。
さて、いよいよ車体に取付けてみます

今度は、取付けでトラブル発生。
口金キットが長いようで、ちょっとはまりません
そもそも、もともとの電球のときもここの取付けは結構きつい。
みてみると長さは問題なさそうだけど、電極の両端の角度が違うせいか、うまく入りません。
これではしかたがないので、もう一度外して口金の筒部分(透明なところ)を1mmほど削って短くし、やっと装着。
練習問題と思って甘くみてたけど、意外に難敵でした

いろいろと手間取ってしまいましたがなんとか完成。
LED化とはいえ色は電球色ですが、やはり電球とは色目がちがいます。
電球はオレンジっぽい色ですが、LEDはレモン色といった感じで、ちょうどいいですね。
市販品のようにそこまで爆光ではないですが、光量はあがりました
それから厚みの関係でLEDがレンズにくっついてますが、発熱はほとんどありません。
電力は20mA×5セット×12V=1.2W(理論値)ってことで、電球の8Wに比べればかなり改善
欲を言うと、もう少しぼやけた感じで光ってほしいところですが、レンズとの距離が近いせいもあって、目視ではもろLEDのつぶつぶが見えます。
あとでトレーシングペーパーを挟んで光を拡散させると、かなり改善しました。
よりフラットな光方に見えます。
テクニカルなやり方で頑張るよりおすすめです。
Parts and tools
LEDパラダイス(オンラインショップ)

LEDパラダイスはオンラインショップです。
今回の部品はほぼココで調達
部品紹介ではないですが、ちゃんとしたものを買いたいときはここで買うことが多いですね。
キット物などのポン付けするものはある程度許容できますが、工作するときの部品は品質が大事なので。
ただ、やっぱりいいものは(ちょっと)高いです。